暮らしの哲学

著者 :
  • 毎日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620318202

感想・レビュー・書評

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  • 今年の初め急逝した著者。哲学と聞くと難しい印象ですが、これ感覚的に「てつがく」と言ってもいい位わかりやすく日常の中で考える大切さを教えてくれます。春 夏 秋 冬と分けて著者独特の語り口で語られている哲学エッセイです。その中で、「夏休みは輝く」はリアルタイムで頷けます。   HS

  • ふむ

  • めぐる季節の中で考える日常発信の哲学。私、言葉、宇宙、犬、死など。内に向かって外に向かって突き詰めて突き詰めて考えて考えて考える。考えるおもしろさ。難しい。答えはない。深く深く深く。自分で考える。

  • 確かに小学生時代の夏休みは輝いてきた。
    今それが感じられないのは今を生きていないからなのだろう。
    老いを受け入れる事であの感覚を取り戻したい。

  • 池田晶子さんを知らなかったのですが、岩崎俊一さんの著書でこの本について書かれた箇所があり、興味が湧き読みました。

    キレ味の良い言葉と、それが言葉となるまでの筆者の思考に、圧倒されながらも、ハッとしたりスカッとしたり頷いたり、とにかく読んでいて刺激的な一冊でした。
    これから先も何度も読み返して、もっとこの言葉を自分の血肉にしたい。

    他の著作も読んでみたいと思います。

  • 7月新着

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。文筆家。専門用語による「哲学」ではなく、考えるとはどういうことかを日常の言葉で語る「哲学エッセイ」を確立して多くの読者を得る。とくに若い人々に、本質を考えることの切実さと面白さ、存在の謎としての生死の大切さを語り続けた。著書多数。2007年2月23日没。

「2022年 『言葉を生きる 考えるってどういうこと?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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