うさぎとマツコの往復書簡

  • 毎日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620320281

感想・レビュー・書評

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  • 同じ話の繰り返し。テレビで見たままの印象のみで、何ら新しい発見がありませんでした。往復書簡にしている意味が、まったく理解できませんでした。

  • 往復書簡シリーズ二冊目。
    最初は愚の骨頂(二巻目)。

  • 凄味のある二人の往復書簡、私にはついて行けませんでした。

  • ホンネで綴った往復書簡。


    天国は地獄の真ん中にあったと言う中村うさぎの人生哲学。かつて実家に引きこもっていたマツコを救い出したのも中村うさぎだった。二人とも最期は一人と腹を括った大人の女?映画「追憶」のラストシーンに対する二人の解釈も面白い。

  • 想像していたよりずっと哲学的で、なおかつ凄味のある本だった。

  • 神様は、アタシの中にいる。アンタの中にいる。みんなの中にいる。神様に魂を売るってことは、己の魂と決着つけるってことなんだね。

    よく知らずに、遠巻きに眺めていた方々ですが、ちょっと近づいたように思います。

  • 読みにくくて脱落

  • 最初。ヘラヘラと軽い気持ちで読み始めた。やがて笑顔は凍りつき、読む手を休めながら目を閉じる事しばし。
    重い本である。
    獣道、人の痕跡なき道を歩くとはさも苦しいものなのだろうか。またそれが「裏道」なら尚更である。

    本著はマツコデラックスと、中村うさぎ。二人の異色が「拝啓 マツコ様」「拝啓 うさぎ様」と書簡をやり取りする形式+対談といった構成になっている。テーマは多岐に渡るが一貫として語られるのは、哲学である。
    その言葉は、やたらと刺さる。刺さって刺さって、毒にやられそうになる。特に私が刺されたのは以下。


    「できれば、ネガティブな事だけ忘れて、大切な思いはリアルに覚えておきたいものだけど、人間はそんなに都合よくできていない。忘却によって救われた分、忘却によって失い続けるのよ」

  • 二人とも自分と遠くかけ離れた存在だったと思っていたけれど、ちょっと諭されたような気持ちになった。誰しもの心の中に同じような悩みは眠っているのではないだろうか。

  • アクの強い二人の悩みが普遍的なことでもあるっていうのが面白い。
    またその事柄について小ぎれいな言葉じゃなくってひねり出した言葉が押し詰められているのもいい。
    中村うさぎの文章は彼女自身のごく個人的なことを書いていたとしても私たちのどこかにぱっと当てはまってしまうところがあって納得してしまう。

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著者プロフィール

1958年2月27日生まれ。
エッセイスト。福岡県出身。
同志社大学 文学部英文学科卒業。
1991年ライトノベルでデビュー。
以後、エッセイストとして、買い物依存症やホストクラブ通い、美容整形、デリヘル勤務などの体験を書く。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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