- Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
- / ISBN・EAN: 9784621088524
作品紹介・あらすじ
循環器内科領域のエース的存在、香坂俊編著『極論で語る循環器内科』の大好評を受け、研修医、専門医、ジェネラリスト向けの「神経内科編」(極論シリーズ)の登場。著者は米国スタンフォード大学睡眠医学センターで活躍中の河合真氏。日米双方の指導医経験を踏まえた著者が神経内科の最新の『極意』を伝授する。治らない疾患を扱う神経内科ならではの代表的な疾患の診察・診断・治療の極論を大胆解説。神経内科ならでは局所診断のArt、日米研修医事情、著者専門の「睡眠医学」など見どころ満載の一冊。
感想・レビュー・書評
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URL:https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000026661
*学外からは「学認」をご利用ください(利用方法↓)
http://www.shiga-med.ac.jp/library/support/manual/maruzenebook_gakugai.pdf詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
広範に対応してれば悩まされること プラス ALS等縁のない神経疾患が極論されている。
いくら力説されても循環器医だから腰椎は穿刺せんです。ただ、最近MRIでアタリ引き続けて、調子こいてました、明日からCTのスキップは辞めます。 -
神経内科についてアツくアツく語られておりました。思い返せば神経内科についてこういう系統の本を読んだことはなく、得るものは大きかったです。ただ、この本で求めているようなスペックの病院に大学以外は勤めたことはないなぁ。。と。どこも救急車は受け入れている病院だったけど、そもそもMRIが置いてない病院の期間のほうが長いかも。
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すごく良かった!
極論というほど極端という印象でなく、すごくたいせつなことをすごく強調しておしえてくれて、すごく正統な本でした。
普段、研修医に強調してもピンときてもらえずスルーされることがきちんと書いてあるので、教えててモヤモヤしたりイライラするときはまずこれを読ませようと思います。
自分も総合診療の哲学を極論で語りたいなーと強く思いました。執筆作業、がんばろ -
所在:紀三井寺館1F 請求記号:WL100||K9
和医大OPAC→http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=88332 -
なかなか勉強しても取っつきにくかった領域
重要なメッセージが散らばっており、リラックスして学ぶことができる。
慢性疾患の長期的視点に立ったアプローチ、最近の急性期治療におけるt-PA製剤関連のアプローチ、疾患進行速度が極端に現れる重症筋無力症のアプローチなどなど。 -
掲載疾患を絞り、その代わり各疾患については本質的な話がわかりやすく書かれています。タイトルには「極論」とあるけれど、極端な話が書かれているというより、神経内科医の経験からのエッセンスがまとまっている本です。
細かい知識についてはまた成書に戻るとして、その方針を身につけられるような良書だと思います。著者の先生の医師・指導医としての経験もにじみ出ていて、素晴らしい指導医に出会ったような感覚です。