極論で語る睡眠医学 (極論で語る・シリーズ)

著者 :
  • 丸善出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621300534

感想・レビュー・書評

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  • ☆信州大学医学部図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB22168987

  • えー、自分、不眠です。寝る前には睡眠薬と抗精神病薬を飲み、眠りに落ちても朝の5時くらいには目を覚ましてしまいます。どこのおじいちゃんだよ(笑)

    医学的な側面から「睡眠」について書かれたのがこの本です。一応さらっとは全部読みましたが、必要な所以外はほぼ流し読みでした。自分は「無呼吸症候群」ではないですし、「ナルコレプシー」ではないので。

    引っかかったのが、「不眠」と「パラソムニア」です。後者はいわゆる睡眠時の異常行動です。自分にもこの症状があって、眠剤を飲んでからふらふらと無意識に何かを食べるという事があるのです。朝起きて、なんだかお腹がもたれてるな。と思いゴミ箱を見ると食べた記憶のないブツが。しょっちゅうです。(だから痩せないんだ。)

    この「パラソムニア」と「泥酔」が近しい関係にあると思ったのがまたびっくりでした。泥酔して色々食べまくってるのと、普段眠剤飲んで食べまくってるのが同系列なんて…。

    人生の三分の一を過ごしている睡眠、もっとちゃんと考えねばなりません。

  • 2016/11/19読了。買うのを迷っている方はあとがきから是非読んでほしい。

    医師でない私は、参考になる部分は多くないとも思ったが、著者の暑苦しさ(笑)に刺激されてなんとも楽しく読ませてもらった。

    正直、全て理解したとは言い難いが、この分野をもっと発展させたいと願う著者の想いが伝わってきた。できれば、自分も何か役立てればと思う。

  • 眠れていますか?とよく聞くようになった。

  • 医師向けの専門書だが、面白い。
    薬の副作用で睡眠時間が短くなってから、睡眠についての本を貪り読んでいる。この本には他の本には書かれていないことが書いてあった!さすが専門書!

    1ヵ月ほど続いている概ね4時間半の睡眠も、原因は薬の副作用のような、そうでないような、曖昧なところがあったが、この本にははっきり書いてあった。

    不眠の要因は複数あるが、そのうちに薬剤がある。その例として挙げられていたのが僕の場合にドンピシャ。「ステロイドなどの覚醒を促すような薬剤」と書いてあった。まさにステロイドを服用している。

    難しい専門用語も多数出てくるが、睡眠を専門的に学びたい人にはオススメ。

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著者プロフィール

河合 真
米国スタンフォード大学 睡眠医学センター クリニカルインストラクター

1997年  京都大学医学部卒業
1997年  京都大学医学部付属病院 神経内科及び内科研修医
1998年  住友病院神経内科研修医
2000年  米国セントルークス・ルーズベルト病院 内科レジデント
2002年  米国ベイラー医科大学 神経内科レジデント
2004年  同 チーフ・レジデント兼任
2005年  同 神経生理学フェロー
2006年  トヨタ記念病院 統合診療科医長
2009年  米国メソジスト病院 神経内科神経生理部門
2009年  米国コーネル大学 アシスタントプロフェッサー
2013年~現職  

「2016年 『極論で語る睡眠医学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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