塵劫記を読みとく百科: 江戸時代の大ベストセラー和算書の世界

著者 :
  • 丸善出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621306406

作品紹介・あらすじ

【江戸時代の大ベストセラー『塵劫記』を通して日本における日常数学の誕生を読み解く入門百科】
日本数学書で最も有名な本である『塵劫記』。だが、なぜこの本がそれほど有名になったのかは知らない人が多く、また読んだ人も少ないのではないだろうか。本書では『塵劫記』の意義を、人々が日常的に使える数学書が誕生したことだととらえ、第1部では『塵劫記』にいたる様々な算術が成立していく過程を様々な算用書(計算マニュアル)や数学遊戯から、第2〜4部では塵劫記中の具体的な問題ごとに塵劫記が提示した「日常数学」と遊び、その利用の実際を、最後の第5部では『塵劫記』が後世の和算に与えた影響を、中項目主義(1テーマ4/6p完結)で興味深く解説。小中高の数学教育(算額をつくろうコンクール:和算を普及する会主催)で注目されている和算への導入に最適な一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00617545

    日本数学書で最も有名な本である『塵劫記』。だが、なぜこの本がそれほど有名になったのかは知らない人が多く、また読んだ人も少ないのではないだろうか。本書では『塵劫記』の意義を、人々が日常的に使える数学書が誕生したことだととらえ、第1部では『塵劫記』にいたる様々な算術が成立していく過程を様々な算用書(計算マニュアル)や数学遊戯から、第2〜4部では塵劫記中の具体的な問題ごとに塵劫記が提示した「日常数学」と遊び、その利用の実際を、最後の第5部では『塵劫記』が後世の和算に与えた影響を、中項目主義(1テーマ4/6p完結)で興味深く解説。小中高の数学教育(算額をつくろうコンクール:和算を普及する会主催)で注目されている和算への導入に最適な一冊。
    (出版社HPより)

  • 請求記号 419.1/Sa 87

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著者プロフィール

日本大学商学部元教授

「2021年 『伊藤整とモダニズムの時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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