ピアノ・ノート

  • みすず書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622074892

感想・レビュー・書評

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  • ピアノと言う楽器とピアニストの関係。なぜ一流のピアニストは自分のピアノを運ぼうとするのか?考えれてみれば当然のことですね。自分のパートナーを変えたくない!我が家にもピアノがありこれは奏き易いと言われて嬉しかったことがありました。またプロのピアニストが20歳までに一度はピアノのレパートリーを演奏し、頭に叩き込んでおくべきこと! これも20歳を超えてから初見で弾くようでは、解釈に限界があるのだろうと思います。楽譜が出てくる、少し難解な本ですが、ピアニストが書いた本だけにピアニストの微妙な心理を裏側からるだけに、楽譜は飛ばしても楽しく読みました。ピアニストで、非常に高い知性を備えた人物の文章は香りがあります。

著者プロフィール

1927-2012。ニューヨーク生まれのピアニスト、音楽文筆家。11歳でジュリアードを中退、プリンストン大学で博士号取得(仏文学)。著書に『The Romantic Generation』(1995)、邦訳に『ピアノ・ノート――演奏家と聴き手のために』(みすず書房、2009)、『音楽と感情』(みすず書房、2011)、『ソナタ諸形式』(アカデミア・ミュージック、1997)などがある。1972年、著書『The Classical Style: Haydn, Mozart, Beethoven』(本書)で全米図書賞(文芸部門)受賞。

「2021年 『古典派音楽の様式』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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