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- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623063895
作品紹介・あらすじ
島崎藤村(一八七二〜一九四三)、明治〜昭和期の詩人・小説家。『若菜集』で浪漫主義詩人として世に出た後に小説家に転じ、『破戒』や『夜明け前』を発表、近代文学史上揺るぎない地位を築いた藤村。己の人生を全て作品化したと言われるその生涯を、丹念な作品分析と共に描き出す。
感想・レビュー・書評
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島崎藤村を知るには便利な本。
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【配置場所】工大選書フェア【請求記号】910.268||T【資料ID】11201938
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浪漫主義詩人として世に出、自然主義作家の代表的人物となり、そして傑作『夜明け前』に到達した藤村が、迷いながら、もがきながら、生涯追い求めたものは何だったのでしょうか。近代文学研究の第一人者が、作品分析や同時代及び後世の評価を交えながら、自伝的作品と実生活のギャップを明らかにする、力作評伝です。
特に第九章、『夜明け前』のくだりは必読です。誰もが名前を知っている作品ながら、実際に読んだことのある人はそう多くはないのでしょうか。その現代性を知ったら、もう読まずにはいられなくなります!
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