子どもの貧困・大人の貧困:貧困の悪循環 子ども時代に貧困なら大人になっても? (シリーズ・貧困を考える)
- ミネルヴァ書房 (2017年3月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623079230
作品紹介・あらすじ
日本や世界の子どもの貧困の原因として、貧困の世代間連鎖に着目。貧困によるいじめや教育格差の問題、学校にいけない子どもたちの実態にせまります。わたしたちにできる貧困対策についても考えていきます。
感想・レビュー・書評
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貧困を考えるシリーズ3部作のひとつ。子どもの貧困と大人の貧困。
子どもにもできること。1.貧困の実態を知る。2.貧困の原因を知る。3.貧困の悪影響を知る。4.貧困の悪循環を知る。
親の事情で、子どもの貧困が起きているとわかれば、友達を仲間はずれにしたりいじめたりはしないし、学校に来れない子への友達付き合いも自然と変わってくる。池上彰氏の監修と写真つきなのでとてもわかりやすい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
SDGs|目標1 貧困をなくそう|
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/672533 -
東2法経図・6F開架:368.2A/Sh88s/3/K
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【版元】
池上彰 監修
稲葉茂勝 著
ジャンル 教育、社会福祉、社会、児童書
シリーズ 児童書 > シリーズ・貧困を考える 3
出版年月日 2017年03月30日
ISBN 9784623079230
判型・ページ数 AB・32ページ
定価 本体1,800円+税
海外では、貧困で食べる物もなく、住む家もなく……という話をよく聞く。貧困のために子どもが学校にいけない。働かなければならない。そうした状況を貧困だとするならば、日本の子どもの6人に1人が貧困だといわれてもピンとこないだろう。そもそも貧困とは、どういうことなのだろうか。このシリーズでは、巻ごとに異なった視点で世界と日本の貧困について考えている。どの巻にも、世界の国ぐにと日本のようすを記している。第3巻では、日本や世界の子どもの貧困の原因として、貧困の世代間連鎖に着目。貧困によるいじめや教育格差の問題、学校にいけない子どもたちの実態にせまる。私たちにできる貧困対策についても考えていく。
[シリーズのポイント]
◎ 池上彰氏監修、世界と日本の貧困問題について、わかりやすい文章と豊富な写真や資料で多角的に解説。多様な見方を身につけることができる。
◎ 1つのテーマを3冊それぞれ「異なった視点」で見せ、シリーズ全体として、「貧困」の全体像をみせる今までにない構成を採用。
◎ 「はじめに」で、子どもにも身近な問題として意識をもつことができるように導入。シリーズの構成、視点が明確に書かれていて、貧困への問題意識を広げるのに役立つ。
http://www.minervashobo.co.jp/book/b269225.html
【簡易目次】
1 日本の子どもの貧困率
2 日本の貧困家庭と子ども
コラム●貧困といじめ
3 日本と世界の教育格差
コラム●子どもに関する深刻な問題
4 学校にいけない・いかない
5 学校にいかないとどうなる
コラム●義務教育
6 日本の私立中学受験
7 学校給食と貧困問題
8 子どもの貧困問題、わたしたちにできること
9 決め手は「キャリア教育」!
用語解説
さくいん