和歌文学大系 (58)

著者 :
  • 明治書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (542ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784625424038

作品紹介・あらすじ

「おほけなく憂き世の民におほふかなわが立つ杣に墨染の袖」-摂関家に生まれながら早くから山門、比叡山に入り、孤独な修行の裡で自己の心を凝視しつつ、鎮護国家を標榜する天台宗の頂点に立った慈円。「大様は西行がふりなり」と後鳥羽院が評したその和歌は、史論『愚管抄』と共に、中世初期の思想的巨人である彼の信仰とそれを支える世界観、国政への思いなどを探るための宝庫である。広本『拾玉集』五八〇〇首に初めて加えられた詳注により、今その扉は開かれようとする。

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  • 「愚管抄」の作者、慈円の歌集。

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著者プロフィール

1949年、香川県生まれ。
県立広島大学人間文化学部名誉教授。
日本中世和歌専攻。
『慈円和歌論考』(笠間書院、1998年)、『慈円法楽和歌論考』(勉誠出版、2014年)、『御裳濯和歌集 全注釈並びに資料と研究』(勉誠出版、2019年)

「2020年 『和歌史の中世から近世へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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