実践FDTD時間領域差分法

著者 :
  • 森北出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784627919013

作品紹介・あらすじ

電磁解析手法の1つとして、FDTD(Finite Difference Time Domain)法はポピュラーなものとなり、多くの研究者、技術者はこの手法を利用し、その威力を実感し魅力を感じている。本書はこのような背景において書かれたもので、FDTD法のさらなる広範囲な応用手法をまとめたものである。すなわち、本書は、大きく第1部として『FDTD法の基礎と実際』(第1章および第2章)と、第2部として『FDTD法の展開』(第3章から第5章)に分かれ、現在における実際の応用解析から今後のFDTD法の展開に至る範囲を扱っている。

感想・レビュー・書評

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  • 宇野先生のFDTD本とあわせて読むと良いと思います。英語がいけるならTafloveのFDTD本も

  • 利点だらけの方法のように読めた。
    Finite Difference Time Domain(FDTD)

    モーメント法で必要だった解析構造ごとの積分方程式の定式化が、FDTD法はメッシュの電気的特性だけで良い。
    FDTD法は非線形問題も解析可能
    モーメント法では1つの周波数だけ計算するが、FDTD法は直流から数百GHzまで1回の計算で得ることができる。

    ただし,励振方法,セルの切り方とサイズの選択方法,解析対象物の境界条件,解放領域境界における吸収境界条件の選び方
    について、複雑な形状を解析対象とする場合,経験やノウハウが必要との事。

    Yeeアルゴリズムを基本にしているとの事。

    プログラムの実例が載っているので分かり易い。

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著者プロフィール

1958年八戸市生まれ。東京経済大学色川大吉ゼミナールで日本近代史を学ぶ。現在、株式会社香月園専務取締役、八戸菊研究会会員。2018年に弘前大学人文社会科学部渡辺真理子研究室と「八戸菊」について共同研究し、同年、成果報告会「八戸菊の世界」にて報告した。2019年に『菊作方覚書』を出版。

「2020年 『地域の基層と表層 八戸地域から考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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