- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634592049
作品紹介・あらすじ
なぜ日本では毎年のようにどこかで水害が起こるのか。なぜ火山がたくさんあるのか。なぜ地震が多いのか…。これらはすべて,世界の中で日本がどのような場所に位置しているのか,日本の中でも地域ごとにどのような自然環境にあるのかなどを知ることで理解できる。本書は災害発生の仕組みを自然地理学の観点から、わかりやすい文章と豊富な写真・図版を取り上げながら解説した書籍である。総論で「地理」で自然災害を学ぶ意義を取り上げ、1-5章では災害の種類ごと(「地震と津波」「火山」「水害」「土砂災害」「その他の気象災害」)を詳述、さらに6章では地形について着目し、地形が伝える自然の営みを地図から読み取り、災害に備えるためにどのような心構えをすればよいのかを解説する。1-5章のそれぞれの災害については、大まかに、1.過去の自然災害の事例、2.自然災害発生のメカニズム、3.身を守るための政策や心構え、の配列で構成した。2022年度より高校で新たに必修科目として始まった「地理総合」において、「自然環境と防災」という項目が設置された。教科書で取り上げきれない内容を補完しており、防災教育の副読本としても最適の内容となっている。
感想・レビュー・書評
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関東大震災のときの火災発生図を見て。
見事に皇居で止まってますね。
やはり、昔から対策はとられていた…。
といえことは、歴史に学び、対策すれば減災は可能? -
防災に関して大人が知っておきたい基礎知識がわかりやすくまとまっている。
やさしげな表紙だが、難易度は高校地理レベル。子どもと一緒に学ぶとき、大人が読むのに良い。かつて学校で地理を学んだ大人も、今の学習指導要領の内容にアップデートするために学ぶべき。
地理院地図の使い方が載っているのも有用。
巻末に参考図書とURLが多数掲載されているのも良い。 -
【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/570257 -
読みやすい。水害と土砂災害が一番遭遇率高そうなので勉強になりました。