遊歩大全 (ヤマケイ文庫)

  • 山と渓谷社
3.17
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本棚登録 : 319
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (976ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635047524

感想・レビュー・書評

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  • 人生を考える道筋にはなってくれる

    【内容】
    かつて世界中でぶいぶい言ってたバックパッカーたちの、バイブルだった本。
    という位置づけのようだ。

    基本的には、道具の話が多かったと記憶している。しかし、その中にどこか、それだけではない何かがあるようにも思えた。

    【感想】
    高校生の頃から社会人になった頃までずっと欲しくて書店で読み続けてた。
    もちろんボクもバックパッカーのはしくれではあった。
    なかなか買えないうちにいつしか見つけられなくなった。その間に、ほとんど読み終えたとは思うが。
    買える財力ができたときには、もうなくなってた。
    長年ずっと欲しかった。

    今回の版を購入して、読み始めたとこだけど、今となっては時代と合わなくなってる部分も多いのだろうと想像はする。
    また、当時としても、書かれてることすべてが個人的に納得できたわけでも、共感できたわけでもなかった。ピンとこなかった部分も、ボクの考え方と異なることも多かった。だからこそ、なかなか買えなかったとは言える。
    にもかかわらず、
    人生の指針にはならないとしても、生き方を考える道筋には充分なってくれた。
    それがこの本の価値なのではないかと思う。
    旅すること、歩くこと、生きること。
    具体的な道具や、その使い方なども含め、自分だけの「遊歩大全」を作っていくこと。
    あるいは、自分のスタイルを作っていくための、きっかけとできる。
    と。

    ただ、この人、ちょっと、道具持ち過ぎ、かもね?
    重そう。

  • 今から50年以上も昔にバックパッキングハイクをこんなに極めていた人がいたのかと驚いた。
    自分が行なっている対象について深く考えることで思考が深まるとともに、行うこともレベルが上がり、本にまとまるのだと思った。

  • 手にしたとき、本の分厚さに最初は圧倒されたが、内容は堅苦しくなくて読みやすい。
    ガラガラヘビとか砂漠とか、日本ではお目にかかれない地形や動物のことも書いてあり、想像力をかりたてる。

  • 災害が多発するこのご時世。
    いつかバイブルになる時がくる。
    いやいま備えるとき。

  • p56

  • 2015/10/17購入

  • 僕たちが生まれる前の世代のバックパッカー本。
    最新ギアも良いけれど、それが果たして実践で必ずしも良しとされるとは限らない。道具についての考察は、半端ないものがありました。
    何事にも、準備って大切ですね。

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