- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635202459
作品紹介・あらすじ
体の90%が水でできているクラゲは、海面や海中をゆらゆらと浮遊する「プランクトン」と呼ばれる生き物。そんなクラゲを眺めているだけで、知らぬ間に癒されてしまいます。
クラゲとはどういう生き物なのでしょう?どのような種類がいるのでしょう?なぜ透明なのでしょう?クラゲの毒は?クラゲに魅せられた人々の文化史は?
等々、謎多きクラゲを、水中フォトグラファー峯水亮氏の最高に魅力的な写真とともに理解し"ときめく"を体感するための図鑑です。
感想・レビュー・書評
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クラゲとはどういう生き物なのか、どのような種類がいるのか、なぜ透明なのでしょう、クラゲの毒はあるのか、などクラゲについて知ることができます。
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クラゲの基本的な解説が少々と、さまざまな種類のクラゲを紹介する図鑑。
解説が後半にまとめられているので、知識がない状態で図鑑を読み進めると、わからない単語がたくさん出てくる。本の構成がちょっとなぁ……という感じ。
広く浅くといった感じなのかなぁと思ったが、こんなかたちのクラゲがいるんだ!? と知れたのは面白かった。
軽い気持ちで手に取るにはちょうどいいが、全体的にちょっとずつ物足りない印象。 -
クラゲの概要と雑学。
昔の人のクラゲの捉え方が様々で面白い。
ポルトガルでは海に落ちた月だったり、アイヌではボコボコに殴られた結果であったり、アメリカでは恐れられていたり…。
美しくて奇妙で不思議な姿にはいつまでも心惹かれる。
私は小学生のころのミュージカルでクラゲ役をやったときからクラゲが好きになり水族館へ1人でも通っていて、20年近く経った今でも、クラゲが好きだ。 -
図書館でフラッと見かけて読んでみる。
その美しい装丁からイメージできなかったけど、
内容はきちんとクラゲの話(民俗学、生物学的な)が
沢山書かれていて、読んでいて勉強になった。
その上で、一つ一つ美しいクラゲたちの写真にウットリ。
これを読んで、一口にクラゲと言っても大まかに6種類いる、とか、繁殖の仕方、とか、
クラゲが見られる水族館まで紹介されていて
クラゲ初心者は楽しんでクラゲを知れるのでは。
ただ、クラゲの体の構造などの紹介があったけど
具体的にどんな機能があるのかは書いてなかったのでよくわからなかった。
普通にほぼ漂っているだけなのに、どうやって繁殖の相手とか見つけるのかなぁ… -
写真がキレイなだけじゃなかった!クラゲの歴史も簡単に書いてあって、『今昔物語集』にも出てきていたとは、、、
確かに昔話にも出てくるし、つぎは昔話探してこよう。ひとつの本から読みたい本が広がって行くのって楽しい(*´˘`*) -
クラゲの雑学が学べる。
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クラゲの写真や生態の解説本。
綺麗なクラゲもいれば、グロテスクなクラゲもいたり、色んな生態や形のクラゲがいて面白かったです。
でもトキメキはなかったかな… -
クラゲの種類はもちろん、クラゲの基本的な生態や、日本文化の中に息づくクラゲの話など、クラゲ満載。
いろいろな種類のクラゲ写真に、ぽわーんとした気分を味わいながら、意外にカラフルなクラゲに驚き、「え!!これもクラゲなの!!!」と型に驚き。
一般的なミズクラゲが一番かわいい。
アマクサクラゲは、触手が長くてスラっとしていてカッコイイ。
『クラゲって、いったい何者?』で心底驚いたのは、クラゲがプランクトンだということ!
プランクトンだったのか。。。
ミジンコと一緒かい。。。驚き。
いつか、たくさんの種類に会える鶴岡市立加茂水族館に行ってみたい!
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全く未知の世界。美しい写真と簡単な説明でパラパラっと読むのに良い分量。カワリハコクラゲモドキのカクカクした形状に驚き。アカクラゲやタコクラゲなどのように、ビニル袋風でないクラゲもいるのでした。Zygocanna vagansの写真は本邦初公開ということで和名がまだないのかもしれない。カブトヘンゲクラゲやソコキリコクラゲムシなどのように浮かんでない改定付着しているクラゲもいるなんて、多様性に富んでいる。どこかで聞いたことがあってうっすら知っていたけれど、そうそう、クラゲは変態するのでした。一生のうちで形態が大きく変わる。カエルとか、蝶のようなものか。著者自身、クラゲに刺されたせいで、クラゲを食べるとアナフィラキシーショックが起きるようになったなんて、クラゲのパワー、すごい。