社会心理学 (New Liberal Arts Selection)

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  • 有斐閣 (2010年9月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641053755

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社会心理学 (New Liberal Arts Selection)の感想・レビュー・書評

  • 骨太の教科書ほど面白い読み物はないと思う。全19章、どの章も面白かった。さまざなバイアス、人はネガティブな気分の方が分析的思考をしやすいこと、見せる自己、愛情の三角形、集団の内の位置、コミュニケーション、ソーシャルネットワーク、沈黙のらせん運動、インターネットにおける「受け手」バイアス、世論形成、集団思考、情報カスケード、母子関係と文化、異文化接触など、興味深いテーマばかりである。すこし、コラムが多すぎて、通読が難しい。章末にまとめてくれるといい。

  • 同シリーズの『心理学』とともに大学院の指導教授に入学前に読んでおくように勧められた本。

    文章が読みやすい。特に工藤恵理子先生が担当されている1~5章。

  • 【著者】
    池田 謙一 (東京大学教授)
    唐沢 穣 (名古屋大学教授)
    工藤 恵理子 (東京女子大学教授)
    村本 由紀子 (横浜国立大学准教授)


    【誤植】
    @402頁
    「さらに,個人に内面化された価値や信念よりも,それらの価値や信念が周囲の他者に共有されているという考え,つまり知覚された合意(pereeived consensus)のほうが,人々の心理・行動傾向の規定因としてより重要だという指摘もなされている(Zou et al., 2009)。」
     ×「pereeived consensus」
     ○「perceived consensus」




    【目次】
    はしがき(2010年7月 著者を代表して 池田謙一) [i-iii]
    著者紹介 [iv]
    目次 [v-xv]
    本書について [xvi]

    序章 人の心は社会とどうつながりあうのか 001
    0.1 仕組みでなく、モノでなく 003
    0.2 「人間は社会的動物である」というヒント 004
    0.3 「考える葦」 005
    0.4 様々な制約とその能動性 006
    0.5 本書の構成 007

    第1部 社会的認知・自己と他者 
    第01章 人や社会をとらえる心の仕組み──社会的認知:人、ものごと、できごとについての基礎的情報処理プロセス 013
    1.1 物事を客観的にとらえることの困難さ:確証バイアス 015
    確証と反証(15)  血液型と性格に関係があるようにみえるのはなぜか(17)
    1.2 知識の貯蔵とその利用の仕組み:情報処理の基盤 022
    知識の貯蔵と理解の枠組み(22)  知識や概念の活性化──プライミング効果(25)
    1.3 推論や判断の簡略化:ヒューリスティック 032
    代表性ヒューリスティック(32)  利用可能性ヒューリスティック(34)  ヒューリスティックに基づく判断の意味(38)

    第02章 感じたことの影響過程──気分や感情や主観的感覚の影響とその利用 043
    2.1 情報処理や思考過程における気分の効果 045
    気分一致効果(46)  判断の手がかりとしての気分の利用(48)  気分の制御に伴う気分一致効果の逆転(51)
    2.2 気分が情報処理スタイルに与える影響 053
    説得情報の処理(54)  ステレオタイプの使用(54)
    2.3 判断の手がかりとして利用される主観的感覚 056
    流暢性(56)  検索容易性(57)
    2.4 感情の適応的意味 060
    怒り感情にみる感情の適応的役割(61)  公正さを守る怒り感情(64)

    第03章 心と行動をつなぐ非意識的・自動的過程──意識されない(できない)心の働きの目に見える影響 067
    3.1 目に見える行為に影響する非意識的な過程 069
    3.2 概念や表象の活性化に導かれる行動 070
    行動表象の活性化と自動的な行動の生起(70)  対比方向の効果(73)  行動の自動性(76)
    3.3 自動的な目標の採用と追求 076
    重要他者(77)  目標伝染(78)
    3.4 非意識的模倣 080
    模倣行動(80)  模倣行動の影響(81)
    3.5 意識の役割82

    第04章 自己──"私"を作り上げる仕組み 087
    4.1 自己概念:知識としての自己 089
    自己スキーマ(89)  作業自己概念(91)  関係における自己(91)
    4.2 自己評価の維持 093
    恣意的基準の採用(93)  テッサーの自己評価維持モデル(94)  自己価値確認(97)  自己価値確認の効果(99)  「現在の自己評価」の維持(101)  自己評価維持がもたらすもの(104)
    4.3 自己制御:自分をコントロールする力 1... 続きを読む

  • 詳しい解説と図を用いた説明、課題や参考文献も詳しく載っています。少し分厚いですが、社会心理学の基本を理解するには最適の本です。

    興味のある参考文献も読んでみるといいと思います。

  • この本は私たちが普段経験している人間関係などといった様々な問題に対して細かく解説してあり、とてもわかりやすかったので選定しました。
    (教育学部・学校心理課程:匿名希望)

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