戦後アメリカ外交史 (有斐閣アルマ)

制作 : 佐々木 卓也 
  • 有斐閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641121461

作品紹介・あらすじ

アメリカがめざすリベラルな国際秩序とはどのようなものか。第二次世界大戦開戦から冷戦の終結、そして今日に至るアメリカ外交の展開を、ここに再現する。

感想・レビュー・書評

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  • カーターは東西冷戦の枠組みを超えた諸問題を外交の主要課題として設定した初めての大統領。
    レーガン政権は新冷戦の国際緊張かに対ソ軍拡を推し進め、米ソ核戦争の危険も懸念されたが、政権末期には冷戦の終結が語られるまで米ソ間の緊張緩和は進んだ。国内の貧富の格差、弱者切り捨て、双子の赤字が叫ばれたが、アメリカ経済は好調を続け、カーター末期の陰鬱さとは対照的な雰囲気があった。77歳の高齢大統領を国民は敬愛し、政権末期には60%以上の支持率があった。

    冷戦期のアメリカにとって、最大の脅威はソ連の核兵器であった。冷戦後はそうした旧ソ連の核兵器や技術が流出しないようにロシア、ウクライナ、カザフスタン、ベラルーシに支援を行うと同時にロシアとの間で戦略兵器をさらに削減する必要も残っていた。

  • 題名の通り。

  • 外交史なんてまったくの専門外なんですけど、今とっているアメリカ外交史の先生一押しのテキスト。わかりやすく書いてあって、初心者にもおすすめ。あたしにもわかる!今月はこの本でレポート作成ですよ。。。

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