芦部憲法学を読む 統治機構論

著者 : 高見勝利

• 有斐閣 (2004年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

法学教室に連載された「芦辺憲法講義ノート拾遺-統治の機構と作用」の単行本化。芦部先生の「憲法講義ノート」は未完で幕を閉じたが、東京大学における先生の講義録・講義ノート等をもとに統治機構論の一端を著者が素描したもの。

感想・レビュー・書評

[tokyobayさんの感想 · 2021年7月9日]

講義ノートをベースとする岩波教科書の副読本というか解説本のような位置づけ。統治機構論だけしかカバーしていないのが残念ではあるが、教科書よりは読みやすく、とっつきやすい。ただし書いているのが芦部先生本人ではないので、その辺は留意する必要はある。

著者プロフィール

北海道大学法学部教授．憲法

「1999年 『人権論の新展開』 で使われていた紹介文から引用しています。」