- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652007624
作品紹介・あらすじ
どこの街にも、ぴたりとはりついたもう一つの裏側の街がある。それがホーンテッド・シティー。そう、あなたの街にも…。現実と死者の街をむすぶ、ミステリアスな霊界ストーリー。交通事故をきっかけに、霊が見えるようになったマキは、街の廃墟の真相を知ることに…。
感想・レビュー・書評
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裝幀/郷坪浩子
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廃墟となった病院や事故のあった花火工場跡、過疎の村跡、サナトリューム跡地などで起こる怪現象。都市伝説や怖い話をライトに楽しめるかも。
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夏休みの初めに交通事故に遭った小学5年生の北村マキちゃん。
死んだ人は、恨みや未練を持ったままあの世に行けないことから、まずはホーンテッド・シティに行き、自分が死んだことを納得したり、罪を犯した人がそれを深く反省したりすると、市長から次の世界へ旅立つ許可を貰えるという。
マキちゃんはホーンテッド・シティの特別自由市民となり、ホーンテッド・シティの市民の思いをこの世に伝えるメッセンジャーとなったのだ。
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タイトルとか表紙の雰囲気からして、ホラー小説なのかな、て思ってたんだけど、実際は(幽霊とか出るけど)ホラー感はそんなになく、ゴーストバスターみたいな感じかな。
話はすべて繋がってるけど、いくつかの章で1つの事件だから、短編連作といった感じ。
表紙はその事件のうちの1つだった。
お話自体はそんなに怖い話ではなかったけれど、タイトルどおり、マキちゃんはその事件解決のために、そのたびに廃墟に行ってて。
現実に廃墟行くとか超怖いのに……すごいな、マキちゃん。
お姉ちゃんのミヒロちゃんとも自然な仲良しで、それもいい。
でもマキちゃん、小5感ないな。もっと年上に感じる…。
これ、続きないのかなー。 -
マキは交通事故にあって、意識不明の状態が一週間くらい続き、目覚めた時には事故の記憶が無くなっていた。
一度あの世に行きかけたマキは、ホーンテッド・シティ(死者があの世に行く時の中継地)の市長に、成仏できない霊をあの世に行かせる手伝いを頼まれ、霊と話が出来る能力を与えられた。
最初の依頼は、病院で自殺に見せかけて殺された看護師の、医療ミスのヌレギヌをはらす仕事だった。
さっそく看護師の霊と接触したマキは、もと病院だったという廃墟へ無実の証である看護日誌を探しに、廃墟好きな姉と一緒にのりこむ事にした。
話の内容はホラーチックなんだけど、楽しめました。
スカイエマさんの挿し絵が、すっごくカッコイイ! -
どこの街にも、ぴたりとはりついたもう一つの裏側の街がある。それがホーンテッド・シティー。そう、あなたの街にも…。現実と死者の街をむすぶ、ミステリアスな霊界ストーリー。交通事故をきっかけに、霊が見えるようになったマキは、街の廃墟の真相を知ることに…。
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児童書、この世、あの世の話だけど子どもって怖い話好きだからおもしろがってもらえるかな。