- Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652038468
感想・レビュー・書評
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「わかりきれないもの、これがあるから、夢中で生きているんだわ、そう思います。それが、つなぎとめているのかもしれません。ものを書くということも」
言葉が言葉でしかないということ、実際のものや事柄と、言葉であらわされるものとの断絶を悲観していたけれど、表しきれないからこそ表現そのものに夢中になれるのか、と初めて肯定的に捉えることができた。
言葉が力強く、揺さぶられて夢みたいな詩集だった。
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馴染む。
なんとも、
馴染む。
読み過ごしていた詩人、
石垣りんが、
今、目の前にいる。
石垣りん。
久しぶりの発見。もう一度、読みたい。 -
資料番号:010862506
ご利用の細則:貸出可能です
備考:【元の所在場所】自動書庫
http://lib-yuki.city.yuki.lg.jp/info/shoko.html -
戦争を詠んだ詩が特に印象に残りました。
詩人が戦中戦後を生きた日本人であったことがわかります。
忘れたくない。 -
しなやかなのに芯があって素敵。
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図書館で借りたのですが。やっぱり詩集は手元に置いておきたいな、と思います。「くらし」や「弔詞」や「原子童話」や。彼女の価値観が、とてもすきです。自らは地に足をつけて。しっかりと力強く。真正面から切り込んでいくような。けれど相手をむやみやたらと傷つけるのではなくて。ただ、ささやく、というのが近いのかもしれません。みならいたいです。