HOOT

  • 理論社
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本棚登録 : 412
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652077276

作品紹介・あらすじ

フロリダの自然と少年たちを描きながら、ユーモアや風刺のきいた作風は健在で、あらゆる読者を楽しませるエンタテインメント作品。

感想・レビュー・書評

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  • 川の粼、木の葉の擦れる囁き、耳を澄ませば君が笑った様に聴こえた。名も無き君は裸足で何処までも駆けていく。待ってくれよ。君にしか見えていない、その世界を僕にも分けてくれないか。
    障害物を乗り越えて行く。それが生き物であろうと物であろうと大人であろうと。子供の力をなめちゃいけないよ。だって子供は、大人が忘れてしまったものをちゃんとここに抱えているのだ。
    君はもう名無しでも1人でも無い。いつだって帰って来れる場所が出来たから。『仲間』のところへ。

  • 図書館で。この本、表紙だけは何度か見たことがありました。そうか、フクロウの泣き声なのか~

    いじめっ子はなかなか胆の据わったいじめっ子だけれども少年院送りにしちゃう主人公も結構良い性格の持ち主。とは言え本気で殺しに来る辺り学校もサバイバルである。怖いなあ~ アレ、銃持ってたら絶対撃ちに行ってるだろうな。

    アナフクロウは見たことがありませんが是非見てみたい。可愛いんだろうな。開発という名の元にどれだけの動植物、自然が犠牲になったのかは言うに及ばないのでしょうがそれでも心ある人たちの行動によって少しでも食い止められると良いな、とそういう事を思った本でした。フロリダは暑くて蚊が多そう。そしてディズニーワールドはそういえばフロリダだったな。

  • ほのぼのとする作品。 
    人間の温かみが感じられます。 フクロウが可愛かったな。

  • 何度も読み返したくなる素敵な一冊

  • いかにもYA向けの、ちょっとひとひねりした勧善懲悪系。単に動物の巣を守るため、ってなるとちょっと白けるけど、希少な絶滅危惧種っていう設定にしているのがポイント。おかげで、主人公たちを応援する気分にもなれる。

  • 「子どもを本好きにする10の秘訣」>「生き物・自然」で紹介された本。

  • 翻訳の勉強をしていて、ハイアセンの原書が面白かったので邦訳も読んでみたくて。翻訳も読みやすい文章だった。ハイアセンはいつも、動物愛護とか環境問題を扱ってるのかな。テーマが良い。

  • この本とても好きで、二回くらい読んだ。
    ふくろうがかわいい。
    フクロウをめぐってお話が展開していく。
    最後とてもほっこりしたなあ。

  • 平易な作品でも文化の違いってでるよなー。
    児童向けでもがっつりハイアセン。

  • 少しずつ読んで、おととい読了。ずいぶん以前、友人がすすめてくれたもの。
    環境保護をこういうかたちで組み込めるあたり、アメリカだなぁとつくづく思う。話の筋は割と王道に勧善懲悪的だけど、ミステリタッチの緊張感がよかった。訳のさっぱりさもけっこう読みやすい。でもベアトリスの「~だわ」的口調は、ちょっと違和感。あえてのギャップなのかしら。
    表紙がかわいい。

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