- Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652079065
感想・レビュー・書評
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怖い。ひたすら怖い。しかも切ない。ひたすら切ない。幽霊屋敷モノがこんなにおもしろいとは思わなかった。
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母親と、喘息の発作に苦しむ少年が、ある古い家に引っ越してきた。
少年ジャックは、古い家具に触れると、それを使っていた人の記憶がわかる。
この古い家には、4人の子供の幽霊と、1人の女の幽霊がいた。
子供達は女から逃げていた。この女のほうは、ジャックを自分の息子のようにしようと近づく。
最初、読む前は、この作者にしては珍しく可愛らしい話なのかなと思ってたら、とんでもない。
この本ね、めっちゃくちゃ怖いです。
のり移ったり、幽霊の魂を吸いとったり・・・
作者であるクリフ・マクニッシュの想像力ははかりしれないね。
『シルバーチャイルド』を読んだ時は、全く予測のつかない展開をしていって、圧倒され続けましたが、この『ゴーストハウス』も物凄い。 -
『ゴーストハウス』読了。
不思議な力を持った少年が越してきた家には幽霊がいて…。
幽霊との生活はとにかく不気味。
でも怖いだけじゃなくって切ない話でした。
ラストの文に鳥肌。
ここでこの文がくるのか。
この部分、原書だとどうなってるんだろう?
-「約束する。ぼくはきみを忘れない」(245P) -
彼女がどうしてだかとても嫌いだった。
嫌悪感いっぱいのまま読み終わった。 -
最初は幽霊屋敷で幽霊と仲良くなってちょっぴり怖いけどおもしろい・・みたいな話かなーと思ってたのにとんでもなかった
女の幽霊もこわいし、<悪夢の道>っていう地獄みたいなところが超こわかった
ゲド戦記の"塀があって荒野な地獄"みたいなとこもすごいこわいと思ったけど、この"永遠に続く風の波がひとを氷の原に叩きつけ続ける地獄"みたいなとこ
ってどういう発想なのかなあ
ちょうこわいよー
死生観とか死後の世界とか輪廻転生とか、ひとそれぞれだと思うけど、
わたしはそういうこわーい世界は考えたくないなー
ありえないとは思うけど、やっぱり天国とかあってみんなニコニコしあわせなかよし な死後の世界があったらいいな
ああ怖かった -
引越し先の古い家には、子供の幽霊たちが「あの人」によって捕らわれていた。子供たちはすぐ家を出るよう、ジャックに警告する。しかし、「あの人」はジャックを手に入れようと、奸計をめぐらし‥‥。
ハラハラ、ドキドキのゴーストストーリー