まんが クラスメイトは外国人 -多文化共生20の物語-

制作 : 「外国につながる子どもたちの物語」編集委員会 
  • 明石書店
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本棚登録 : 140
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750329666

作品紹介・あらすじ

在日韓国・朝鮮人、日系ボリビア人、ベトナムやクルドの難民、フィリピンの移民など、日本には数多くの「外国につながる子どもたち」が暮らしています。その子どもたちがどのように日本に住み、どのような問題と直面しているのか、まんがを通して考えます。

感想・レビュー・書評

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  • 外国人差別が無意識に生まれてしまっている、そんな問題を指摘した心が締め付けられるような漫画でした!

  • カテゴリ:図書館企画展示
    2015年度第1回図書館企画展示
    「大学生に読んでほしい本」 第1弾!

    本学教員から本学学生の皆さんに「ぜひ学生時代に読んでほしい!」という図書の推薦に係る展示です。

    岩田一成准教授(日本語日本文学科)からのおすすめ図書を展示しました。
        
    開催期間:2015年4月8日(水) ~ 2015年6月13日(土)
    開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース

    日本の学校はどんどん多国籍化しています。在日外国人は、英語を話す欧米人ばかりではありません。本当のグローバル人材とは、いろいろな国の人と柔軟にお付き合いができる人のことです。まずはその第一歩として相手のことを理解してみませんか?この本はオススメです。

  • すばらしい。外からの視点に疎い者が読むべき本だと感じた。

  • 母が留学生と関わる職業をしているため、前々から自宅にあったものです。気が向いたのでなんとなく読んでみました。

    在日外国人、戦争難民、不法滞在、肌や言語、就職に対する差別・・・外国人差別を中心に、子供たちをとりまく国際問題について20の物語が解りやすくまとめられていると思います。

    問題提起の為の本ですから、ここまで酷い差別は私達の近くにはないかもしれません。でも、もしかしたら気付かないだけで近くにあるのかもしれません。差別って気付かないうちに行っているものって多いですよね。

    私達の「あたりまえ」がもしかしたら「間違っている」のかもしれない。
    国際問題に関心がある人にはとても参考になる資料になるでしょうし、自分の立ち振る舞いを見直す機会を与えてくれる本だと思います。

  • 世界各国や地域等、様々な外国人との共生に対する課題を投げかけてくれる本。
    マンガで導入し、その後詳しい解説に入るという進め方は、初心者にも優しい。
    中身も非常に分かりやすく、子どもならマンガの所だけ読んでも良し。

    特に第9話のビアンカの話はとても考えさせられる。単に「多文化共生しましょう」というのは簡単だけれど、具体的にどうするかという所になると、ビアンカのようなケースは非常に難しい。母国の文化や、習慣に裏打ちされた行動と日本のそれをどう折衝していくか。これが、単純だけど多文化共生なんでしょうね。

    分かりやすくて良かったけれど、欲を言えばもう少し宗教に重きを置いて欲しかった気もします。エセ無宗教の日本人としては。

  • 実際に外国人の子どもと接しているので、参考に読んでみた。
    様々な理由があって日本で暮らしている彼らだが、どのような理由で暮らしているか知らない子もいる。また、彼らとの接し方など、様々な点が、とても参考になった。

  • 明石書店さんから出版の2冊目。外国につながる子供たちを、愛情を持って何年も見守ってきた公立中学高校の先生方。そのチームが原作を書いて、みなみななみが漫画におこしたものです。外国と日本との関わり、歴史や現在の状況について、資料ページもついています。

  • 「外国人」と、ひとくくりに言うことが多いけれど、
    彼らは様々な国から、様々な理由で日本に来ています。

    報道で耳にした事のある事例も、数多く取り上げられています。

    知らないことが一番いけない。
    この本で、子どもたち、もちろん大人も、
    日本で暮らす外国人の背景を、理解できるといいと思います。

  • 「在日韓国・朝鮮人、日系ボリビア人、ベトナムやクルドの難民、フィリピンの移民など、日本には数多くの「外国につながる子どもたち」が暮らしています。その子どもたちがどのように日本に住み、どのような問題と直面しているのか、まんがを通して考えます。」

  • 漫画3:解説1の比率。解説は見開きで、プラス欄外注釈まで付いてるから、読書量としては1:1か、解説の方がもっと上、くらい。要は漫画ってイメージがあまり持てないってことなんだけど、まあでも、漫画だけを拾い読みすれば良い訳で、本書も十分に子供向け。外国人について色んな切り口が描かれていて、大人にとっても、いまいちど自分に問い質す良い機会となる。

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著者プロフィール

イラストレーター。東京在住。アメリカに4年、アフリカに3年半暮らし、多文化に触れる。著書に『クラスメイトは外国人』『世界と地球の困った現実』(共に明石書店)、『ぼくのみたもの 第五福竜丸のおはなし』(いのちのことば社)、『ヒロシマの少年 じろうちゃん』(リブロス)、『すごいぞ!イスラエル』(B.F.P)他多数。

「2022年 『まんが クラスメイトは外国人 課題編〈第2版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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