大谷能生のフランス革命

  • 以文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753102587

作品紹介・あらすじ

まだ読んでないけど、凄いに決まってる。 by菊地成孔

第一批評集『貧しい音楽』(月曜社)、ソロ音楽作品『「河岸忘日抄」より』(GRAMOPHONE 1/HEADZ 86)、映画美学校音楽美学講座を始めとした各地でのレクチャーなど、この数年益々加速する多才な活動によって注目を集める大谷能生(おおたに・よしお)が、2005年07月28日~2006年07月14日(パリ祭)までの1年間、東京・渋谷のカルチャー情報発信地「UPLINK FACTORY」において毎回異なるジャンルのゲストを迎えるマンスリー・イベント『大谷能生のフランス革命』を行った。
本書では、パフォーマンスとトークによって構成された濃密なイベントの全編を豊富なテキストとヴィジュアルで徹底的に再構築する他、新進のエディター/ライター・門松宏明が目撃した各回の状況を伝えるドキュメント日誌を併録。巻末には、批評家の佐々木敦を迎えて一年間の歩みを振り返る「後書き鼎談」を収録。全方位的なジャンルを覆う、革命家たちが見据える新たな風景とは!?

感想・レビュー・書評

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  • 途中まで読んで投げ出していた。内容が濃く、かなり面白いのに自分の未知の分野ばかり(より正確に言えば多少なりとも興味を感じ、かつ、自分の知識がある分野の周縁をコアに記している)だからつまり素晴らしすぎて、ゆえにほったらかして今に至る。(090430)

  • 音楽家・大谷能生が多ジャンルの表現者とアップリンクファクトリーで対談を行うイベント「大谷能生のフランス革命」の総集本。会場の雰囲気が伝わってくるとてもいい感じの構成、あと間にはさまる門松宏明さんの日記が良い。

  • 出来るだけ全部起こして細かく注をつけた門松氏の労力に脱帽です。一過性であるトークイベントがこういった詳細な記録として残ることは時間が経ってから意味が大きくなるように思います。

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著者プロフィール

音楽と批評の活動。サックス/CDJ/PCなどを組み合わせた演奏で多くのバンドやセッション、録音に参加。演劇・ダンス作品など舞台芸術にも深く関わる。主な著作に『憂鬱と官能を教えた学校』(菊地成孔との共著。河出書房新社、2004)『貧しい音楽』(月曜社、2007)『日本ジャズの誕生』(瀬川昌久との共著。青土社、2008)『ジャズと自由は手をとって(地獄へ)行く』(本の雑誌社、2013)『平岡正明論』(Pヴァイン、2018)『平成日本の音楽の教科書』(新曜社、2019)『ニッポンの音楽批評150年100冊』(栗原裕一郎との共著。立東舎、2021)『歌というフィクション』(月曜社、2023)など。

「2023年 『〈ツイッター〉にとって美とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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