- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756256331
作品紹介・あらすじ
幸福度世界No.1の国で見つけた、無理せず自分らしく生きる幸せのかたち
どうしてフィンランドは、幸福度No.1なのか? 仕事・子育て・家族との関係、そして休みや自然の楽しみ方など、無理せず自分らしく生きるフィンランド人の暮らしの中に、そのヒントがあります。フィンランドで結婚し、子育てをしながらデザイナーとして活動する著者が、日々の暮らしの中で見つけた幸せのかたちを365日のエッセイで綴ります。SDG’sの時代に必要な、本当に心地いい生き方とは何かを教えてくれる書籍です。
感想・レビュー・書評
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作者の優しくて温厚な、行動力のある性格がよく現れていてとても楽しく読めました。
いつかフィンランドに行ってみたくなりました。
それにしてもフィンランドの人口って500万人ちょいなのは驚き。北海道くらいなんですね。 -
フィンランドの日常が垣間見える本。
ヘルシンキは最南端なんだなあ。
基本的にシャイで、人との距離感をそれなりに保つお国柄…といいつつも、結構知らないおばさまから話しかけられたりしてるみたいだから、やっぱり人によるんだろうな。 -
フィンランドでの暮らしを通して、心が健康で豊かに暮らすためのヒントを与えてくれる本。
本書に出てくる筆者のテキスタイルデザインも北欧と日本を融合させたような作品で心を奪われる。
日々の生活の中で、環境への配慮や自身の心の豊かさにつながるモノ・コトを一つ一つ丁寧に考え選び取っていくことが大切だと感じた。
今あるものを大切にすること、普段買っている製品について調べること、流行を追わないこと、自然と触れ合うこと、運動すること、季節行事を楽しむこと、絵画やタペストリー、花を飾るなどちょっとした暮らしの変化を楽しむこと…たくさんの暮らしのヒントが詰まっていて、読むだけでも心が満たされるような気持ちになった。
フィンランドではネウボラ(妊娠から子どもが小学生になるまで専属の看護師が定期的に検診をしてくれる)制度や、子どもが専門学校や大学に通う間、返済不要の住居費・生活費が支給されるシステムなど子育て支援が充実しており、子どもの教育が親の経済力に左右されない仕組みがあり、また子育ても家族だけでするのではなく、とてもオープンで周囲が一体となって子どもを見守り育てる環境があり、素晴らしいと感じた。
また職場では上司の許可を得れば2年の資格勉強のための期間を取得できる機会があったり、ワークライフバランスを大切にする習慣が浸透していたりと、社会的自立や私生活の充実を目指すところも素晴らしい。
生活のヒントとしては、朝晩のヨガやレンッキと呼ばれる30分〜1時間程度の運動、週末には家族や友人たちと食卓を囲んでのパーティーや趣味を楽しむ時間に当て、夏には1ヶ月の休暇を取る人が多く、家族で電気のない夏小屋でゆったりした時間を過ごしたり、部屋のリノベーションや旅行をしたりするのが印象的だった。
フィンランドならではの自然豊かな森や長い冬の楽しみ方、心と体を芯から温めるサウナ、テキスタイルを中心としたアート作品の数々からも充実した暮らしが伺える。国民の環境への意識も高く、サステナブルやオーガニックにこだわった商品を積極的に選び、インテリアを長く大切に愛用し、洋服もセカンドショップを利用するのが主流で百貨店に古着ショップが入っているのも先進的だと感じた。 -
ミニコメント
フィンランドは、どうして幸福度No.1なのか?
仕事・結婚・家族・子育て・友達・休暇etc.無理せず自分らしく生きるフィンランドの暮らしの中に、そのヒントがあります。
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1310229 -
勤務時間が16時終わりは素晴らしいと思う。プライベートも大切にできるフィンランドで暮らしてみたい。
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遠いフィンランドの日常を垣間見れた気がした。
大自然が常に周りにあり、自然と共に生活しているのも憧れる。
島塚さんの行動力、交友関係の広さも素敵。
きっと人柄がご縁を結んでいるのだろう。
いつか又読み返したい本。
そして、益々フィンランドに行ってみたくなる。