一生つかえる記憶力が3週間で身につく本 (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
2.77
  • (3)
  • (3)
  • (11)
  • (10)
  • (3)
本棚登録 : 194
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756914347

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本書は、表紙に「客先の名前」「会議の内容」とあるとおり、ビジネスで役立つ記憶力をテーマにした本です

    資格試験などのために暗記する必要があり、なんかの参考になるのでは、と購入しました

    全体的に紛らわしい表記や矛盾、説明不足など不備が多いため、信ぴょう性で不安になります
    たとえば、
    ・タイトルに「3週間」とありますが、本文中にはっきり書かれていない
    ・記憶力を高める8つの方法=8つの記憶法
    ・記憶力を高めるポイントが両立困難(暗記は午前10時ころがベスト、覚えた後に睡眠)
    とか、、、
    そんなわけで、ちょっと☆は辛めで。

    【参考になった点】
    ・1回見ただけ、聞いただけでは覚えられない。
    ・覚えようと思わなければ覚えられない
    ・覚えるメカニズム:符号化(覚える)→貯蔵(保存する)→検索(思い出す)
    ・集中力が高いほど、好奇心が旺盛なほど記憶力は高まる
    ・自分の能力を卑下しない。
    ・明確なイメージが描けるまで徹底的に繰り返す。
    ・大事なキーワード・数字は、何回もみたり、書いたりする。
    ・メモを取りながら聞く。
    ・全体の構成と概要を把握し、細かい論点を把握し、最後に全体の構成と概要を確認すると、記憶に残りやすい。
    ・モーツァルトを聞きながら、バラの香りを嗅ぎながら暗記をする。

    【基本的な記憶法】
     反復法:
     5回以上繰り返す。(理解した上で1日後、3日後、1週間後、2週間後、1か月後の6回暗記を繰り返す)
     連結法:覚えようとするいつくかの物やことを互いに結びつける方法
     物語法:覚えたいことを物語にして覚える方法
     関係法:覚えようとすることをすでに知っているものやことと組み合わせ、意味をもたせ、その意味を仲立ちとして覚える方法
     韻語呂法:
     頭文字法:頭文字を使って、単語や文字を作り、それを覚え、手がかりにして、思い出す方法
     映像法:頭の中で覚えたいことをそれに対応する言葉と映像をイメージして記憶する方法
     配置配列法:あらかじめ場所や位置を設定して、そこに覚えたいことを配置してく方法

    【記憶力を高めるポイント】
    ・過剰学習をする
     何回も反復練習する。
    ・インターバルを取る。
     記憶内容が、意味のないことの場合は10分、意味のあることの場合は数日間のインターバルを取る。
    ・覚えた後に睡眠を取る
    ・異なる分野のことも同時に覚える
     同じようなことばかり覚えようとすると、記憶の干渉が起こり、思い出しにくくなるから
    ・午前中に覚える
     午前10時前後がもっとも覚えるのに効果的な時間帯。

  • ・頭で覚えようとせずに体全体で覚える:意識を集中、視覚、聴覚をフルに使う、手はメモすることに使う
    ・驚き、感心、感動が記憶を強くする
    ・自分の能力をディスカウントしない

  • 様々な記憶法が具体的に書かれていておすすめ

  •  特に注視する内容はなかった。
     後半に読み進めるほど記憶力をつけるための方法とはかけ離れている気がする。まあ、一つ一つは大切なことなんだろうけどやっぱりこのような本を読んでいる人たちには当たり障りのないものだと思うな。

     3週間ではものにはならない。日々の積み重ねがとても大切それを1年、5年、10年たってもやめないことが大事。

  • 自分が強化したい記憶って何か?読む前に考えてみた。
    ・中長期計画の内容、数字
    ・やるべきこと(ToDo)
    ・過去に経験した苦労とそのときの打開方法(同じような問題に直面したことがあるのは覚えているのに解決方法を忘れてしまってまた同じ思考を繰り返すことが多い)
    ・本や映画などで得た知識・ネタ
    ・人の顔と名前
    ・英単語
    要するに
    1.思い出せないと失敗すること
    2.思い出したり調べ直すのに時間をかけるのがもったいないこと
    3.忘れてしまうとインプットにかけた時間がもったいないこと

    記憶する対象は、
    ・本当にバラバラなもの
    ・時系列に覚えなければならないもの
    ・ある事象に対して、その要因とか理由とセットで覚えておかなければならないもの
    とかあると思う。

    若干ズレていた気がする。以下メモ。

    ●記憶の種類
    記憶
    ├感覚記憶
    ├短期記憶
    └長期記憶
    ├宣言記憶
    │├エピソード記憶
    │└意味記憶
    └非宣言記憶
    └手続き記憶

    ●記憶力を高める8つの方法
    1.反復法
    2.連結法
    3.物語法
    4.関係法
    5.韻・語呂法
    6.頭文字法
    7.映像法
    8.配置・配列法

    ●人の話を記憶する
    1.繰り返し
    2.言い換え
    3.要約

    ●心配事を作らない
    ・自分で心配を大きくしない
    ・失敗は誰にでもある。失敗したときに冷静にカバーする方法を考える
    ・あらかじめイメージの中で心配事を入れる壺を用意しておく
    ・無駄な努力はしない。自分のできそうなことをする。ちょっと無理すればできそうなことをする。
    ・あれもしよう、これもしようと欲張らない。
    ・価値観を他人に委ねない。自分の価値観を持つ。
    ・シンプルな生き方を心がける。

  • 記憶力が身に付くというか、記憶のテクニックが主に書かれています。
    序盤には記憶のメカニズム、中盤で記憶のテクニック、終盤で記憶力を高めるための日常気を付けることが書かれいます。

    テクニック面では、反復法や連結法(何かと結びつける)など一般的に言われていることが書かれいます。その中でも「相手の言葉を反復したり言い換えたりする」というのは新鮮でした。

    終盤に日常的な習慣から記憶力を高める方法が書かれており、個人的にはこの部分が一番良かったと思います。

    以下記憶にいいことの羅列

    ・ストレスをためない
    ・睡眠をしっかりとる
    ・食事をしっかりとる
    (朝食を取る、よくかむ)
    ・ウォーキングなどの適度な運動をする
    ・積極的なコミュニケーション
    ・クラッシック音楽を聴く
    (モーツアルトがいいらしい)
    ・香りをかぐ
    (アロマとか、お香とか)
    ・プラス思考
    (逆境は良薬、過去の悪いことは忘れる)
    ・外国語のヒアリングをする
    ・対象に興味を持つ

    身もふたもないことだけど、極論すると先天的に備わったものが大きいように私自身は感じます。
    とはいえ知識として知っとくといいと思うので是非。

  • 記憶力に関することについて書かれた本です。

    記憶のメカニズム、エビングハウスの忘却曲線については、知っておいても損はありませんし、記述は簡潔で分かりやすいと思います。

    資格試験に役立つことも書かれているので、資格試験の勉強中の方には、役に立つのでは?

    特に、個人的には、「暗記すべきものを抽出する」「六回転方式で暗記する」の章は、役に立ちました。

    最近、勉強の進み具合と、理解度に悩んでいたので、もう一度、読んでみて、いかに、勉強の基本を忘れていたかを思い知りました。

    何回読んでも、役に立つと確信しています。

  • 抽象的なこと、意識の側面に向いた話が多く、求める内容とは違った。
    まぁ、世間一般で言われている以上のテクニック的なものは無いということでしょうね。

  • 立ち読み:2011/2/12

全11件中 1 - 10件を表示

髙嶌幸広の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×