仕事は1冊のノートで10倍差がつく

著者 :
  • 明日香出版社
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本棚登録 : 420
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756921758

作品紹介・あらすじ

ノートをメモ帳代わりにしか使っていない。そんなビジネスマンは多いです。
しかし使い方次第で、仕事の効率や成果が何倍も変わってきます。
ビジネスパーソンがやるべきノートの使い方とその効果をわかりやすく、誰もが使うシーンやテーマ別にノートでの整理法を紹介します。

感想・レビュー・書評

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  •  本書はメモをどのように活用するかを超多角視点から教えてくれます。
     私はメモが好きなのでこれまでさまざまなメモ術の本を読んできました。本書はそんなメモテクニックの総集編とも図鑑とも言えるほど様々な活用法が述べられていました。
    特に読書ノートとして使うためには
    1.その本を選んだ理由
    2.おすすめポイント3選
    3.学んだことをどう活かすか
    の3つが大切と学べましたし、
     TODOリストをつくり、それを仕分ける方法やジャーナリングのコツも書かれていました。
     「何かを書く」際に本書が参考にならないことの方が少ないだろうと思えるほどのボリュームで非常に満足しています。
     ただ、問題点があるとすれば、それだけの情報を1冊にまとめているので、一つ一つの内容が他書と比べ少ないこと、活用法が多すぎるので、何を実践すればいいかわからなくなることが挙げられます。
     しかし、一つ一つの内容が知りたいなら他書を読めばいいわけですし、本書の内容を全て実践する必要はありません。
     ビュッフェ形式のように自分の好きなもの、合いそうなものだけを少しづつつまみ食いしてみると面白いと思います。

  • ○読んだ理由→
    思考を整理するノート術を学びたかったから

    ○響いた3つ
    1 紙に整理するときのテーマは疑問系で書く
    2 読書メモの際、読んだ理由、要点3つと活かし方
    3 PDCAはゴールとセットで書く

    ○アクションプラン
    読書メモのやり方を変えて、

    ○感想
    具体的でとても良かった。定期的に読み返して少しずつ取り入れていきたい。

    以下メモ

    ⭐️なぜノートに書くのか?
    インプットした情報をノートで整理して、自分なりの考えを持つこと

    情報だけでなく自分なりの解釈も記す
    B5の方眼式がおすすめ

    すべての情報を1冊にまとめる
    ⭐️タイトルは疑問系で!
    →脳が無意識のうちに答えを探し求めるため

    1タイトル1ページにおさめる
    ノートは枠で区切って問題の仕分けをする

    キャリアのアップやダウンは世間が勝手につけたレッテル、自分軸で考える

    したいこと、できること、喜ばれること
    意志に頼らない仕組みを作り、行動の進捗を記録する
    PDCAはゴールとセットで 目的と目標
    目的 なんのために行動するのか
    目標 どのような基準をクリアするべきか

    本当に 今自分が100%を目指すものは何か
    今何に集中すべきなのか


    ベイビーステップ 行動までのハードルを低く
    →3段階くらいハードルを落とす

    ⭐️やり切るノート
    実行ポリシー いつ何をどのようにどこで、どれくらい
    例外ポリシー 
    継続ポリシー アメとムチ

    じぶん会議 を実施する
    1、自分だけの聖地で
    2.自分にアポを入れる
    3.緊急ではないが重要なことを振りかえる

    ⭐️自分とのアポイントメントは他人とのアポと同格に扱う

    あれもこれもとやみくもに手を出しているだけでは全てが中途半端に終わってしまう
    人生はカウントダウンだから何かを得たいなら何かを捨てなければいけない。成果を得るには時間配分こそが命

    ⭐️振り返り
    前の週は何にどの程度時間を使ったのか
    今週はどこに重点を置いて時間配分するか
    →結果を出すために今どこに時間をかけるべきか

    ⭐️振り返り項目は3つ
    YWT やったこと、わかったこと、次にやること

    ⭐️日記の項目3つ
    良かったこと、前進したこと、明日の目標

    ⭐️メモ用紙を捨てる 
    ⭐️一言でいうと何?を記す練習
    ⭐️例え話 言いたいこと、例えるなら

    どんなアウトプットをするかから逆算してノートの型をつくり、型にあったインプットを

    事実、仮説、行動をノートに書く

    読書ノート
    読んだ理由
    おすすめポイントの概略3つ
    どう活かすか

    本:ビジネスエリートになるための教養としての投資

  • ノートのタイトルは、語尾を疑問形にする=ツアイニガニック効果のため。
    ノートは捨ててもよい=インプットではなくアウトプットが目的。ミシン目がついたノートを使う
    ノートを分割する=思考の本棚をつくる
    問題は仕分けすれば9割は解決する。
    なんでも3つが説明しやすい
    ノートで仕組化と記録化をする
    TODOリストを書いたときがモチベーションが高い。

    3行日記
    よくなかったこと、よかったこと、明日の目標の3点を丁寧に、寝る前に、一人で机に向かって、書く。
    よかったこと、前進したこと、明日の目標、でもよい。

    やらないこと、を明確にノートに書く
    インプットはいかに捨てるか、を考える=アウトプットするため
    5W1Hが最高のフレームワーク、最初にWHY。
    読書は、WHY(なぜ読んだか)、what(何が書いてあったか)、how(どうやって役立てるか)、の3点を書く。

  • 社会人1年目を振り返る時に、自分がどんな風に問題を解決してきたのかを根拠に基づいて整理できないかと思い、この本を手にしました。
    主に印象的に感じたポイントは3つ。
    ・PC等のデジタルでまとめることは、情報を記録すること、共有することを目的としている一方で、ノートをとることは、思考を整理し、考えや発想をもつことを目的としている
    ・「人生はカウントダウン」で、うまく使えさえすれば時間はいくらでもある
    ・問題は仕分けることで解決につながる
    この本を読んだことで、自分が言語化できない感情や課題に出会ったときに、どうやって立ち向かえばいいのかを見つけるときの策を見つけることができました。
    社会人2年目を迎えるにあたって、ノートに思考を整理する時間をまずは寝る前に3分ほど設けようと思います。
    お気に入りのノートとペンを使って。

  • 少しでも仕事を楽にしたいという思いがあり目についた本。
    仕事の進め方やストレス解消、自分を客観視して何になりたいか等の思考の整理にノートは役立つことを知った。
    ただ、様々なノートの使い方を紹介しているため、タイトルのように「1冊」ではなかなか実践できないのかなと思った。
    以下気になった点
    ・キャリアをイメージするためには「気づきノート」が役に立つ。良くできたことのなかで新たに取り組んだことを書く。その中から新しい気づきを書いていく。→自分はどのようなことが好きなのか知るヒントになる。
    ・やるべき仕事と先延ばしにする仕事をノートで仕訳する
    ・自分ではどうにもならないことは無視する

  • 2023/07/07 読了
    既知のものばかりで、特に目新しいものはなかった。

  • 【読書メモ】
    ノートに書くことで思考の整理等を図り、効率的な仕事をこなせるようになるという仕事術の本

    【参考になった点】
    ・ノート=思考の整理→自分なりの考え
    ・友達のノートを添削する感覚で客観視する
    ・悩みを書き出して仕分ける
    ・1冊の中に全てのテーマを集約、今の状態を見える化
    ・問題の仕分けをすれば9割解決する
    ・半年に1回、自分の方向性を確認する
    ○PDCAの前にGoal(目的・目標)を明確化
    ○目標の明確化=SMARTの法則
     具体性、計量性、達成可能性、関連性、期限
    ○Goalは疑問形で書く
    ・仕組み化、記録化
    ・実行ポリシー:初期設定、例外ポリシー:代替案、継続ポリシー:アメとムチ
    ・時間配分の見直し
    ・YWT:やったこと(箇条書き)、わかったこと、次にやること
    ○問題をノートに書き出す
     問題:現状と理想のギャップ
     理想を定量で明確化
    ・ノートを使って戦略:明確なGoal、5W1H
    ・インプットはいかに捨てるか
    ・事実、仮説(アイデア)、行動(内容)
    ○どうアウトプットするか決めてインプット(読書)する
     ①選択理由②概要3つ③活用方法
     ②=主張、気付き、いいね

    【内容:アマゾンから転記】
    ノートをメモ帳代わりにしか使っていない。
    そんなビジネスパーソンは多いでしょう。

    しかし使い方次第で、仕事の効率や成果が何倍も変わってきます。
    ビジネスパーソンがやるべきノートの使い方とその効果をわかりやすく、
    誰もが使うシーンやテーマ別にノートでの整理法を紹介します。

    世の中は、グローバル化とAI社会の中で、時代のスピードが加速する一方です。
    このような環境の変化によって、振り回され、悩み、
    苦しんでいる人も多くいることでしょう。
    そこで本書では、ノートを使って脳内をスッキリさせ、
    仕事や人生の悩みを解決する方法を示しました。

    「考えごとが多くてゴチャゴチャになった頭をスッキリさせたい」
    「目標が達成できない」
    「提案書やプレゼンがうまくまとまらない」
    「問題解決するためのアイデアが出てこない」
    「先が見えない時代に生きる指針を明確にしたい」
    「悩みは書き出せばいいと聞くけれど、やり方がわからない」

    このような悩みを持っていませんか。
    これらを解決するには、1冊のノートと1本のペンがあれば十分です。
    ノートを使うことにより脳内整理が促され、
    自分が今何をするべきかの答えが導かれます。
    そのプロセスを本書では詳しく説明しました。

  • 【実践したいこと】
    ①G-PCDAノート
    第一に目的(何のために行動するのか)
    第二に目標(どのような基準をクリアすべきなのか)

    ②YWTノート
    「やったこと」「わかったこと」「次やること」
    経験から得る学びを重視


    【気になったこと】
    ・ノートとは記録のためではなく思考を整理し自分なりの正解を考え出す武器
    ・行動できない9割の人間は「面倒くさい」と「不安である」
    ・問題を仕分けすれば9割解決する
    ・タイトルを書く/1テーマ1ページ/3分割/アウトプット意識/友達ノート添削


    【メモ】
    色々なノートの取り方が記載されている。
    記載されすぎていて方向性を見失う。

  • 仕事でのぱパフォーマンスを高める為「ノートを如何に活用するか」が書かれた本。
    内省、目標、行動管理、計画、プレゼン前の準備など 、まずはノートに整理してから行動しようと改めて感じた。



    ・PCなどのデジタルツールより、ノートをとる方が「スピーディーに情報の整理ができ、思考も深めやすい」
    →文字の整理はデジタルツールが便利だが、思考を深めるにはノート

    ・仕事で大事なことは文字の整理でなく、「情報を整理し、次の行動につなげる為の思考を深める事」
    →どこが重要ポイントかめメリハリをつける

    ・「複雑な問題が起きたら問題を分解しろ」「困難は分解せよ」
    →問題を仕分けすれば9割は解決する
    →ノートを活用して分解、思考を深めていく

    ・行動の方向性や進捗が見えていなければ、行動の時間が持てずモチベーションが落ちてきてしまう
    →ノートを活用し「動けない自分を変える」
    →考えている行動をノートに記載(仕組化)
    →進捗を記録(記録化)

    ・ノートによる振り返りなくして成長なし
    →じっくりと自分を見つめ直し、自分の頭を整理する時間を持つ(内省)

    ・プレゼン前に勝負は決まっている「戦略ノート」
    →プレゼンは事前のノートで決まる!
    →資料作りや話し方を考える前に、十分ノートの上で戦略を練る
    →戦略とは「明確な目標設定」と「誰に、何を、どのように伝えるか?」
     プレゼン前にノートで十分な戦略を立てれているか?

    ・読書は「どうアウトプットするかを決めてからインプットする」と記憶に定着しやすく仕事や人生に活きてくる

  • もっと実際に書かれたノートの実例が見たかった。
    YWTは今すぐやってみよう。

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著者プロフィール

思考の整理家。
1974年生まれ。株式会社コンパス代表取締役。人材育成トレーナーや経営コンサルタントとして活動中。
25歳で起業し、ライバルに知能・経歴では負けてもアドバイスの”わかりやすさ”で勝負すべく、“誰でも簡単に実践できる”思考の整理術を研究。独自の思考の整理術を駆使して上場企業を中心にクライアントを獲得。支援した企業は100社以上、研修や講演の講師として年間100日以上の登壇実績を持つ。
「思考の整理術」に関する講演・セミナー・研修を過去に全国で1万人に実施。年商が10倍になる企業や上場準備に入った企業経営者、転職・起業する受講生などが続出。「頭が整理されれば問題の9割が解決する」が持論。

「2022年 『ノイズに振り回されない情報活用力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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