Astral doll: 吉田良少女人形写真集

著者 :
  • アスペクト
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757208650

感想・レビュー・書評

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  • 吉田良さんの人形写真集は初めて買いました。『夜想』等の雑誌や綾辻行人さんの言及、その他、球体関節人形を語る上ではまず吉田氏の名前があり、掲載されていたどの人形も私の胸を衝くものがありました。値段はちょっと張りますが、今回購入できて良かったです。
    個人的にはモノクロ写真の「少女夢幻」の章が、ベルメールを彷彿とさせ、不気味ながらもエロティックでたまりません(笑)。また、ベルメールの肉体用語で言うなら「肉体のアナグラム」を思わせる倒錯的エロティシズムを顕現した少女や、人形へのモノマニア的フェティシズムを感じる人形も、個人的には興味を持ち、グッと胸に迫るものがありました。

  • 初めて手に入れたドールの写真集。

    表紙の彼女(すぐり)と、
    川の中(?)でさかさまに映っている彼女と、
    雪の中の凍死体(?)のような彼女。

    「自然との交流」をテーマにしているのか?

    次は天野可淡、恋月姫の写真集もほしい。

  • 球体関節人形を手がける人形師。映画「イノセンス」に登場するハダリというアンドロイドは、彼の人形がモデルだったとか。幻想的でエロチズムを感じさせる人形の数々、彼は写真家でもあります。ゾクリ、としますよ。

  • 目がくらむ美しさ。悪夢でも見ている気分になります。

  • 少女人形の写真集。帯で綾辻行人がコメントしていたので手に取った。人形ゆえの美しさと妖しさが何ともいえないきもちにさせます。唾のむ。(きだ)

  • 美しい。まるで死んでいるような人形たち。

  • お師匠様。

  • この方の人形をはじめて生で見た時、その眼差しに心臓を抉り取られた…と思いました。

  • 学校の図書館でふと眼に留まって・・・。いいですねぇv全てが私好みの人形たちです。吉田良氏の人形が大好きになってしまいました。偶然とはいえ、この写真集と出会えて良かったと思います。これが私の求めていた『少女人形』です。

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著者プロフィール

1952年生まれ。70年代より活動する人形作家、写真家
1983年に「ドールスペース ピグマリオン」設立、人形教室を主宰
作品集に『ASTRAL DOLL』(アスペクト刊)、『ARTICULATED DOLL 解体人形』(エディシオン・トレヴィル刊)
写真の作品集に『KATAN DOLL』『Ecole〜エコール人形写真集』『Hizuki DOLL 陽月写真集』
『REINCARNATION/三浦悦子作品集』などがある
球体関節人形の制作方法を記した『吉田式Ⅰ球体関節人形制作技法書』
『吉田式Ⅱ球体関節人形制作指導書』(ホビージャパン刊)は、韓国、中国でも翻訳出版されている
編著に『鏡花人形――文豪 泉鏡花+球体関節人形』(河出書房新社刊)がある
2018年、「文豪・泉鏡花×球体関節人形」展(弥生美術館)に参加
8月に陽月作品集『nostalgia』(河出書房新社刊)を出版

「2018年 『蒼燈のばら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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