ラス・ヴェガスをブッつぶせ!

著者 : ベン・メズリック 真崎義博

• アスペクト (2003年12月16日発売)

作品紹介・あらすじ

ボストンでMITの優等生として暮らしていたケヴィン・ルイス。しかし彼はラス・ヴェガスのネオンの中にもうひとつの顔をもっていた。ケヴィンはその天才的な数学の頭脳を生かし、MITの仲間たちとブラックジャックで数百万ドルを荒稼ぎしていたのだ-全米発売当初、NYタイムズ、ウォールストリート・ジャーナル、Amazon.comほかのベストセラー・リストを総なめにし、英サンデー・テレグラフにも連載された第一級のエンターテインメント・ノンフィクション。

感想・レビュー・書評

[うどんが好きさんの感想 · 2020年2月6日]

MITの秀才達が統計手法を使ってカジノから大金をせしめるノンフィクション。成功と失敗、美女と特別待遇と危険が隣合わせ、つまりはヒューマンドラマがあり楽しく読んだ。ただしこの手法はAIと顔認証システムの前では無力かも知れない。

[パンダマンさんの感想 · 2014年6月1日]

☆☆☆★

[callisto4gさんの感想 · 2011年12月1日]

期待ハズレだった。

ポーカーのテクニックよりも人間関係に重点がおかれている印象。

[headshrinkさんの感想 · 2011年8月18日]

ブラックジャックには勝率をあげる方法があり、カード・カウンティングと呼ばれる方法もその一つだ。ここで紹介されているものはＭＩＴの学生たちのグループが用いていたもので出たカードごとに2-6を＋１、フェイスカードを-1として現在のポイント（１０以上だとプレイヤーに有利）を算出するというもの。現在では、カジノでは客の顔をモニタリングしており、また、いかさま師対策専門の会社などもあるため、あちこちのブラックジャックテーブルを荒らすとすぐに指名手配になってしまうらしい。主人公らも全国で出入り禁止になっている。

[熊１８号さんの感想 · 2010年2月25日]

いつか見たいと思っていた同名映画の原作ということで読書。

・あらすじ
MITの数学の天才たちが見つけたブラックジャックの必勝法。
MITの学生チームとカジノの攻防戦を描いたノンフィクション。

カジノで唯一理論的に勝利することが可能なブラックジャック。スリル溢れる展開というよりは理論と実践が描かれています。ちょっと期待が大きかっただけに、この淡々とした内容は残念。でも、映画だと面白そうかなぁと感じました。

[fjtamaさんの感想 · 2009年1月13日]

MIT出身のカードカウンターたちが、カジノのブラックジャックで大儲けしようとした話。

[maxfastさんの感想 · 2008年8月19日]

ほとんどのギャンブルがいつやっても同じ確率で勝ち負けが決まっているが、ブラックジャックのみ進行にしたがって確率統計によって勝率が計算できる。

[(´ω｀)さんの感想 · 2007年8月29日]

MITの学生が組織ぐるみでラスベガスで大金を稼ぐ話。天才的な知能を駆使した挑戦。なかなかおもしろい話です。