- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757216211
感想・レビュー・書評
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少し前の本だけど、いまにも通じている箇所は面白かった
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社会に貢献しながら利益を出すというのは本来の企業のあり方だったはず。
それが利益ばかりを追求する企業ばかりになってしまったのはやはり何処かで何かがおかしくなってしまったからなのだろう。
マネタリーからボランタリーへの返還はこの先の社会にとって必須のものになるだろう。
ボランタリーな生き方をする人への協力と保証の体制を整えていくべきだ。 -
面白かった!
将来自分も参画してみたいと思える内容のビジネスが多く参考になった。 -
「今となってみれば広告代理店や外資コンサルに行かなくて良かったと正直、思ってます。例えば、そういう企業私がいたとして、頑張ったら活躍出来るかもしれませんが、それこそ優秀な人達ばかりだから、おそらくこの仕事は私でなくても構わないんですよ。他にいくらでも出来る人がいるでしょう。でも岐阜の優秀な企業を発掘して、プロヂュースして、世の中に紹介できるのは、大変、生意気な言い方になりますが、僕しか出来ないかもしれませんよね。(中略)自分じゃなきゃ出来ないと思う現場が、それも勘違いかもしれないけど、そう思えるような現場がここにあることが素直にうれしいです。」
G-net 秋元さん
未だに「お金欲しいぜ!」と思ってる私はこの領域にはまだまだ達成しなさそうです。決断を正解にしなきゃならないって思いがあるからこういった考えの人が社会起業家には多いんだろうけど、それでもすごく精神的には健康に働けている方が多いのではないかと感じました。 -
実際に活躍する方々の取材。みな素晴らしい活動をしている。お金ではない世をよくすることにこれほど情熱を注げることは素晴らしい。30、40代にとっても普通にこうした社会事業に働き続けることができる世の中になればいいなと思う。
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社会起業家について、重要なたくさんの示唆を与えてくれたとても素晴らしい本。
社会起業家についての紹介も生き生きとした感じか伝わってくるし、するどい示唆は社会起業家の見方を変えさせてくれる。文章もとても読みやすいし、デザインも結構好き。タイトルだけは誤解を与えそうだけども、久しぶりにお気に入りの作者に出会った気がする。とてもオススメ。 -
社会起業家という言葉を近頃聞くようになったので読んでみました。
「社会起業家になる方法」ではなく、「社会起業家と呼ばれる方々のケーススタディ」でした。
いずれ、営利企業は、自分たちの事業領域と同じ領域で活動する社会起業家を支援し、彼らとアライアンスを結ぶことによって、本業の周辺で社会貢献する方向に向かっていくというコメントがありましたが、
その方向に向かっていくとして、企業はアライアンスによってそれを実現するのか、自らの経営資源(人材含めて)を用いて内製化によってそれを実現していくのかどっちが本命になっていくのでしょうか?
今後の流れを要チェックです。 -
ボランタリー経済という考え方から社会起業家を見るとわかりやすい。
ただ、だからといって利益が出なくても本人が満足していれば良いというのは違う気がする。
最低限、中で専業で働く人が食うに困らない程度のお金が稼げるのが健全だと思うの。
起業から年数が経って、そこそこの年齢になった起業家たちがどんな暮らしをしているのか知りたい。若いから夢を追えるのでは?と感じた。 -
どこまでマネタイズ出来るかが継続性を生み出す。
スタートアップの時期の話を読めるのはとても参考になった。