- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757302808
感想・レビュー・書評
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経済学の入門書として適している内容と思います。
ちょっと会話形式がめんどくさく感じた部分もありますが、難しいと思われがちな経済学をライトに説明してくれます。
書の中でも触れていますが、「学問」である経済学は現実社会と大きななギャップがあります。しかし社会に対して予想をしなければ社会・経済を計りにくいので、世の中を評価するためのツールとして経済学がある、というのが要旨ですかね。
経済学は現実的でないことを理解したので、次は行動経済学を学ぶと、よりビジネスに応用できるのではないでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ケインズ派マクロ経済に関するセミナー形式の書籍。
やさしくかつ丁寧に書かれていると思う。
これまでマクロ経済はほとんど知らなかったのですが、ざっと流して読んで「経済学」についてうっすらと見えてきた感じ。
ただし、読むだけではなく自分でも考えながらでないと理解できない。要再読。
セミナー形式のため冗長な部分がある点と(出版年が古いので)時事的に劣化しているネタがある点が残念。 -
通読レベル1
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経済学を学ぶ現役東大生の手になる本で、経済学に重要なテーマについてわかりやすく解説しています。
タイトルには「教科書」とありますが、いわゆる教科書ではありません。矢沢エン吉とドラドル美という二人の学生が、鈴木マク郎先生の経済学講義を受講するというかたちでストーリーが進んでいきます。後半では思いもかけないような展開になって、現役東大生だった著者たちのシュールなギャグ・センスもいろんな意味でたのしめましたが、それまで学んだ知識を用いて経済学という学問そのものの性格について考えなおすことができるようなテーマが組み込まれていて、著者たちの本書にかけた意欲は十分以上に汲み取ることができます。
このシリーズは何冊か読んでいるのですが、どのような読者を対象にしているのかよくわからないものもありました。この点では、本書は経済学に興味はあるけれども経済学を学んだことのない読者に、理解しやすくて興味のもてるテーマがとりあげられているように思います。 -
非常に分かりやすくマクロ経済の基本が書いてある。ただ最後の古典派とケインズは難しい。
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IS曲線・LM曲線を直線で近似する点はいまいちかと思うが、それ以外は基本的な話で初心者向けには読みやすい。
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対話形式の文字ばかりで、途中で読むのをやめた。
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優しく書かれているのだろうけど、個人的に対話形式が読みにくかった。
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「東大生が書いた」というタイトルはブランドだと思うが、東大生が書いた事には、特に意味は感じられなかった。
会話形式(ゼミ形式?)で話が進んでいくが、文章で書いて貰った方が、ポイントはつかみやすいと感じた。
色々、基礎知識が分かりやすく書いてあったが、一部、式の説明など、本質的に理解しきれていない部分が残った。(私の読解不足だと思うが) -
3年越し?で読みました。
どうしても、通読できなかった1冊。
単身赴任先(大阪)にも持っていったのに。
たぶん、やさしく書いてはあるけど、結構高度な内容になっているんだと思います。
え?私の理解力が足りない!?