PSYCHE (プシュケ) (スクウェア・エニックス・ノベルズ)
- スクウェア・エニックス (2008年7月26日発売)
本棚登録 : 221人
感想 : 28件
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- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757523432
感想・レビュー・書評
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「そう、それは構造色だ」
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4.5。
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物凄い中毒性がある、脳が凍るようなダウナーなお話。
ずっとこの世界というか、感覚みたいなものに浸っていたくなる。
そんな中で、あのラストシーンは衝撃的で、主人公と読み手である自分の
感情とが繋がったみたいに哀しくなった。
暗い作品というものは、陰鬱で、ジメジメしたようなものが多いが
この作品は逆で、乾いていて、サラサラとした感じがする。
多くの人が言うように、評価の分かれる作品だと思う。 -
「俺が小説書くとこうなるんだよなー」というのをちょっと読んだところで感じた。主人公の思考の流れを書こうとしたら、どうしても不自然な出来事を書いてしまうところとか。こんな感覚ははじめて味わった。親近感だか痛ましさだかなんだかよく分からない、妙な気持ちになってしまった。
みるべき所も多かったけど、期待していたほどは楽しめなかったな。星3にするか迷った。
それから章ごとに挟まっている蝶の絵の移り変わりにゾクゾクした。
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面白くはないけど内面描写のグログロ感は好き