うみねこのなく頃に散 Episode8:Twilight of the golden witch(5) (ガンガンコミックスJOKER)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757543898

感想・レビュー・書評

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  • (ネタバレあり)

    絵羽が残した一なる真実の書は遂に縁寿の手元に渡ってしまう。
    戦人のゲーム盤に残された者は黄金郷に避難するが、
    理御がラムダデルタを引き留めるため、「絶対のハッピーエンド」を保証する。
    ラムダを乗せて仲間にする展開かと思ったら、ラムダぶち切れで拒否。
    戦人に頼られたときのラムダの「そんな顔で頼まないでよ・・・」って感じの顔が良い。

    しかし縁寿はどこまで行っても情けないな。
    真実を知る覚悟があると言っておきながら、「あの日記の中で家族がどんな殺され方をしていようと受け止める」って、最初から家族を被害者と決めつけている。
    戦人たちの想いを無視して真実を知った結果、狂ったように飛び降り自殺とはまたなんとも後味が悪い…。

    戦人側の絵羽と、ベルン側のエヴァが対照的。
    絵羽は縁寿に真実を教えたくない、だから隠すという形を取るけど、エヴァはもう18歳だから自分の人生は自分で選択しなさいと自立を尊重する。どちらのえばも縁寿のことを想っていることは間違いない。

  • 理御が格好良いです。
    前の結末で何があったか解りませんが、この結果があればこその意思の強さだと感じました。

    そして縁寿が自殺。受け入れると決めたのに受け入れれなかった意思に嫌気がさしました。
    絵羽が言った様に6歳で時間を止めて先を見よとしなかった事が起因していると感じました。

    そして十八は戦人だと思っています。

  • これはすべて真実。

    戦人が縁寿から遠ざけていたもの。それは“あの日の真実"。
    絵羽が残した日記には、六軒島の真実が記されていた。
    死闘空しく、一なる真実の書は縁寿の手元に。ベルンカステルの助力により、縁寿はついにその鍵を開ける――。
    見た者は、六軒島の真実を知るところとなる。これは、一なる真実の書――。

    戦人たちの必死の攻防も虚しく、縁寿は日記を手にベルンの元へ。
    ここまでの彼らの想いはなんだったのってくらい残念な幕引き。縁寿に一つも届いてないとか、虚しすぎる。
    戦人たちが消されようとしてるのに、気にもしないし。
    しかし気になるのは絵羽とエヴァの違い。絵羽は戦人側でエヴァはベルン側って、そんなんアリなの?でも結局エヴァでも縁寿のこと心配してるし。この辺がよく分からん。
    一方でラムダはいつの間にか限りなく戦人側になっていたという。ブチ切れるシーンがすごかった。切れてるけど、自分の無力を嘆いてるというか、複雑な感情がよく出てる。
    満を持して開いた一なる真実の書。これがマジなのだとして、縁寿の反応はまぁ予想通りで興ざめ。あんだけ皆が縁寿に知らせまいとしてる時点でそんな気もするし。絵羽が縁寿に話せなかったって点でも予想は出来る。結局は自分の求める内容じゃなければ真実ではないと言うことだよね。
    巻末の八城幾子と、拾われた謎の人物十八の話が意外で面白かった。
    これはもしかして、もしかする?

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