シャーリー (BEAM COMIX)
- KADOKAWA(エンターブレイン) (2003年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757713130
感想・レビュー・書評
-
『エマ』の作者の作品。こちらの方が気になったので、先に読んでみました。
舞台は英国。カフェを持つ、一人暮らしの独身女性ベネットが、メイドを募集したところ、13歳のシャーリーがやってきます。
まだ小さい少女なので驚きますが、メイドとして申し分なく一生懸命に働いてくれる彼女を採用することにした??
ベネットは28歳。身の回りの世話をしてくれるメイドを雇えるなんて、うらやましいばかり。
シャーリーの目から見た、美しい大人の女、ベネットの描き方もいいです。
男性主体の社会を、支えあいながら生きていく女性2人の間には、主人と使用人以上の、姉妹のような情愛があるようで、互いに必要以上に近づきすぎず、多くは語らないながらも信頼に満ちた間柄が伝わってきてステキです。
その他、シャーリーよりは年上で、長いこと仕えた主人とはツーカーの仲という、別のメイドさんの話も載っていました。
いたずら好きの主人が死んだ後に知る、彼女へのあふれる感謝の気持ちに、ぐっときました。
この本のあとにエマを読みましたが、私はシャーリーの方が好きです。
あまりに淡々と話が進み、シャーリーのそれまでの生い立ちや、思わせぶりだったベネットとある男性との再会の意味などが、まったく語られないままに終わってしまったので、続編が出ないかなと期待しています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エマも好きですが…こちらも。色々なメイド服&メイドが楽しめます。表紙のシャーリーは可愛いし、一番最後の話のメイドさんは素敵です。
-
14歳メイドさんなんて可愛すぎて困りますよ。続編が書かれている様子なので二巻が出ないかと心待ちにしています。
-
カフェの女主人ベネットが雇ったメイドは13歳のおとなしい少女シャーリー。
感情をあまり出さないシャーリーですがだんだんなついてきてかわいく思うベネットなのでした(たぶん)。
「エマ」よりもまったり感があってかわいらしさ度も高いかも。
完成度はちょっと低いかもしれませんがそれゆえぼんやり感が生まれて内容と合致しているような気もします。
「メアリー・バンクス」のいたずら好きのご主人が発した「さもありなん」というセリフが「そうかもしれない」とか「そうあるべきだ」とか「そうだといいね」とかさまざまに微妙な感情がこめられているようでなんだかよかった。 -
すごく可愛かった。読後感も爽やか。
-
会社の人から借りた。
お互い「乙嫁語り」がきっかけでこの人の作品を読もうということになって。
最初の単行本ということで、特に「乙嫁〜」を読んだ後だと拙いなぁというところがあるけれど、それでも色々といいなぁと感じる次第。 -
スカートがぶわってなると
俺の涙腺もぶわってなる -
主人とメイドの毎日。重ねていく時間と深まる絆。翻るスカート、主人に仕え働く姿が美しい。
-
本棚を整理してて久しぶりに読みました。
13歳のシャーリーというメイドさんがメインの本です。
雇ってくれたおうちの女主人に憧れるシャーリーがとってもかわいい。
後半にはシャーリー以外のメイドさんのお話も載っています。
発売がちょと前だけど、久しぶりにまた夢中で読みましたw -
13歳メイド!13歳メイド!