時計塔の怪盗 ―白き月の乙女― (一迅社文庫アイリス り 1-1)

著者 :
  • 一迅社
3.38
  • (3)
  • (11)
  • (17)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 91
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758040440

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 同じ名前を持つ怪盗、幼なじみで主人公に恋心を抱く探偵、正体が分かっていながら鬼ごっこする怪盗と刑事と、書きたいテーマのために設定をし物語を紡いでいったんだなぁと思った。元ネット小説であることとあとがきより納得。いくつかのテーマを繋ぎあわせて一本の物語に見せているだけ(これは誉め言葉じゃありません)。設定を緻密にするなり、逆にぼかすなりできたと思うんだが、少女小説だからか体裁が甘い。大皿を盗む巻など、主人公の行き当たりばったりとご都合主義が透けて見える。

  • 設定が凝っていてまず驚きました。
    この作者さんの書くお話は設定が素敵です。
    少女小説らしい軽さがいい意味で無く、しっかりとしたファンタジーに感じました。

  • ネットで公開されたものよりかなり糖度が高くなっていました。私的には糖度が低いほうが好みだったので、少し残念です。

  • やっと購入。

  • 始まり方に感動……。
    ホームページで公開されたのを読んだので、深読みできました。
    後編を読んでから、もう一度読み返すと変わって見えるはずです。
    著者の文章力とトリックに感服です。
    独特で壮大な世界観も魅力で読む価値ありです。

  • 全2巻で、次は1月下旬発売みたいなので、ほっとしつつ。
    幼馴染み同士の淡い恋心めいたものを応援しつつ、「彼」の幸せを願ってやみません。

  • 「華鬼」の梨沙さんの新刊です。
    相変わらず読みやすい文章です。
    「華鬼」と同じようにインターネットでの限定小説もあるそうなので、そちらもちゃんと読まなきゃなぁ。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

オリジナル小説サイト「小部屋の小窓」で小説を掲載、『華鬼』で書籍デビュー。「海上のミスティア」シリーズ、「花宵の人形師」シリーズ、「恋するエクソシスト」シリーズ、「鍵屋甘味処改」シリーズなど著作多数。

「2020年 『山神よろず相談所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

梨沙の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×