ヴァンパイア―真紅の鏡像

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著者 : 平谷美樹
  • 角川春樹事務所 (2008年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (546ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758411080

ヴァンパイア―真紅の鏡像の感想・レビュー・書評

  • エログロは好きだから良いけど、ヴァンパイアの新解釈は最後の部分で微妙だなぁ。面白かったのに、伏線が回収されない部分が多すぎる気もします。

  • うーん・・。
    ホラーというよりエログロ。同じ様な表現が続いて辟易しました。
    いいたい事はわかるけど長すぎて疲れた。青年マンガ向き。

  • 銀座の裏通りにあるバー〈Vampir〉
    フリーライターの高森は、そこで不思議な老人・阿久津に出会う。
    彼が語るのは、謎の古城に住む兄弟の物語。
    その城には、本物の吸血鬼が住むという。
    その名はキャメロン・ド・シャングラール。
    そして彼の妹、オルゴールに魂を封じ込められた、天使のごとく美しいアンリエット。
    神に背を向け、魔に身を明け渡すまでの数奇な彼らの運命。
    そしてそれに巻き込まれた不運な日本人家族・・・。
    彼の話に惹かれるものを感じ、高森は助手とオカルトマニアの男と共に、その呪われし古城へと向かう。
    そこで高森が見ることとなる、シャングラールとアンリエットの、そして彼らと関わり、すべてを失った隆宣との最終決戦。
    最後に残るのは、シャングラールか、隆宣か?
    すべてのヴァムピールを超越した隆宣の、行きつく先とは??
    長大な、ゴシックロマン伝奇SFです。

    吸血鬼と呼ばれるものたちは、曖昧に流れる未来を「決定する」という力を持つ、新人類候補である、という位置づけは面白いですね。
    誰よりも先だってそのような存在になった隆宣は、この世のどこにでも存在し、称えられて十字を切られる唯一の存在〈神〉に匹敵するものになったんでしょうかね?
    なかなか皮肉に富んだ、洒落たラストになっていて、そこも大満足です。
    ただ、いつもの平谷作品に比べて、エログロ率が高かったですね~。
    吸血鬼というものが持つイメージからすると仕方のない事なのかもしれませんが、ちょっと生々しかったかな~。
    でも上下段550ページを一気に読ませる、魅力的な本ではありましたよ。
    未だに平谷さんの作品では、『エリ・エリ』が一番だと思ってるんですけどね、ははは。

  • 題名だけに惹かれて、この本を手にしたとき、まずほんの太さにびっくりしました。546P!その上二段に印刷されています!軽く読める本と勝手に、ホント勝手に想像していたからです。表紙は湖に映るヨーロッパの邸の美しい絵です。
    それから、作者。平谷美樹さんは初めて読む作家です。「ひらたにみき」そう思い込んでいました。本当は「ひらたによしき」と読むそうです。
    そこで納得!だって、エロイ!めちゃくちゃエロイんです(^^;)
    物語は吸血鬼特集を組もうとライターの高森が吸血鬼好きのオーナーのいるBar Vanourへ通います。そこで、阿久津という老人からヴァンパイアの話を聞きます。
    始まりは、ロンドン。13歳の沙川隆宣少年の一家の悲劇から始まります。
    さらに、6年後の日本で更なる悲劇が。
    そして、現在。ライターの高森が阿久津から聞いた話を確かめに動き始めます。
    過去、現在、と話は交差し、どんどん深みにはまっていきます。こんなに太い本があっという間に読みつくされていきます。
    最後は行き着くとこまでいっちゃった感はありますが、まあ仕方ないかな。ありのまま受け止めて読みました。

  • 吸血鬼の解釈が斬新。まさに、この人ならでは。<br>
    ぐぐっと読ませます。<br><br>
    ホラーのような、サスペンスのような、エログロなような。でも、ちゃんとSFの片鱗も残してる。<br>
    前半はきっついなーと思いながらちびちびしか進まなかったんですが、後半は一気に読みきりました。<br>
    読後の余韻もあるし、読み応え充分。

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ヴァンパイア―真紅の鏡像はこんな本です

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