- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758411769
感想・レビュー・書評
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道警S。
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道警シリーズ、5作目。
佐伯、津久井、小島の三人が三様の方法で事件を追い、それらが一つに繋がっていく。いつものことであるが、今作はその繋がり方が綺麗に纏まっていて、読み易かった。裏捜査本部の置かれるブラックバードという店の存在もイイ。でも全体的に地味かな。終盤はさすがにスピード感があったけれども。シリーズも5作目であるのだが、キャラの印象がどうも薄く感じて、毎回リセットされてしまうのが難点。「密売人」というタイトルから、当然の如くあるモノを思い浮かべていたのだけれど、こういうモノも密売に当たるのだと、タイトルの付け方の妙は感じられた。 -
「笑う警官」に代表される北海道警シリーズ第5弾。
今回挑む事件は、警察への情報提供者と思しき人物達の連続殺人。
その真実は?そして、真犯人は誰なのか?
佐々木譲らしい警察小説であるし、
これまでのシリーズに恥じないいつものクオリティであるし、
シリーズのファンであれば、楽しめる小説であることは間違いない。
しかし、何か物足りない気がする。
3作目までの事件のスケールの大きさが頭にあるからなのか?
相変わらずの北海道警に失望しているからか?
いずれにしても、少し残念に感じた。 -
道警シリーズ第5弾。
相変わらず面白いのですが、ワクワク感というか、ハラハラ感は期待よりちょっとかな…。道警シリーズは期待値が高くなってしまうので。 -
2012年1月
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安定のシリーズ物だけれど、佐々木譲にしてはいまひとつか。
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「北海道警察シリーズ第5弾」です。
札幌在住経験があるので、このシリーズは頭の中に情景が浮かびやすく、身近に感じられて大好きです。
今回も警察官による不祥事、と言えるでしょう。「事実は小説よりも奇なり」で、きっと本作より”えぐい”実態があるのだろう・・・と、想像するには十分です。
作品のスピード感に乗せられて1日で読破してしまいました。
内容的には賛否ありそうな出来ですが、シリーズ物ならでは安定感と次への期待感、4人の関係性で十分楽しめました。
聞き慣れた地名連発なのですが、パッと頭に地図が浮かばなくなっている――札幌を離れて10年以上経つと、徐々に土地鑑もなくなるようで、軽くショックです・・・(T_T) -
道警シリーズの集大成のような作品でした。
面白い作品でした -
年末年始用に購入 自分が先か、母が先か