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- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758412926
感想・レビュー・書評
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「名子」という言葉は今回初めて知った。本来なら武家に仕える者として誇りある名前のはずなのに、時代が変わり、主家が武家でなくなれば、逆に卑しいかのような響きに変わる。
「名子」であることに拘り縛られた夫婦。それぞれの視点で「名子」としての生き方、「名子」とは何かを見つめていく。
そんな夫婦の行方が緊張感たっぷりに描かれている。
これは個人的な好みなのだけれど、青山さんは短編や連作短編の方が良い気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
それは、最初に思っていたものとは異なってしまうかもしれない。だがそれも…