神様のパズル (ハルキ文庫 き 5-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 2016
感想 : 268
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758432337

感想・レビュー・書評

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  • 映画と全然違います。
    物理学科の子はにやりとする描写がいくつかあります!めちゃオススメ!!
    (物理・M2)

    理図書 913.6||Ki37 11834640

  • 【あらすじ】
    留年寸前の僕が担当教授から命じられたのは、不登校の女子学生・穂瑞沙羅華をゼミに参加させるようにとの無理難題だった。
    天才さゆえに大学側も持て余し気味という穂瑞。だが、究極の疑問「宇宙を作ることはできるのか?」をぶつけてみたところ、なんと彼女は、ゼミに現れたのだ。
    僕は穂瑞と同じチームで、宇宙が作れることを立証しなければならないことになるのだが…。第三回小松左京賞受賞作。

  • 一回読んで、映画をレンタルで見てからの再読
    映画は市原隼人のチンピラ臭に辟易、でも谷村美月はそこそこよかった
    でも、やはり小説の方がちゃんとしたストーリーだな

    とりあえず、なんちゃって理系にとっては宇宙についての内容は半分くらいは理解不能
    ま、単語をちまちまと調べていけばなんとかなりそうな気もするけど・・・

    単純に読むと天才少女とだらしない学生の学園ドラマ
    ただその中にも考えさせられる部分が多々ある

    不定数はaやbではなく何故xなのか?ドは何ヘルツなのか?
    常識や慣習や感覚になっている事の成り立ちに疑問を持つことは必要だよなぁ~と再認識

  • いや~~~この原作。
    映画化決定、ゲーム化決定っていう帯だったんですがね。

    内容はコムズカシイ話でしたねーーーorz
    何がテーマかって言うと物理デスヨ物理!!

    かつてウン年前に高校の試験で自分史上最低点の赤点を取ったという物理です。。。

    登場人物は主人公である落ちこぼれの大学生と天才女子学生。
    このふたりが主人公の卒業をかけてゼミの他メンバーをすべて敵にまわして挑むという神様のパズル、


    宇宙は作れるのか?!


    出てくる専門用語はほとんど理解不可能だし、加速器だの重ヒッグスだの言われてもピンとこないわけですよ。はあ。

    そんなわからないお話ながら読み進めることができたのは、主人公が感情移入のしやすい落ちこぼれ学生だったから。
    実はそれに近い学生だったんですよねーー。


    最後のオチはなんのことはない、自分は一体何のために生まれてきたのか?!的なことだったんですが、確かにゲーム化すればおもしろそうだなというのは感じました。

    でも映画化ってのはどうだろう・・・。


    表紙が漫画になってるので,もしかしたらアニメの映画なのかもしれません。。。

  • ひたすら専門用語がでてくるからとっつきにくいかもしれない。宇宙の作り方 をめちゃくちゃ真面目に考察してる。専門的な話も極めるとここまでいくのか。。

  • 終わり方が丁寧なので、思わず納得してしまった。それでも、宇宙の作り方を教えて欲しいものです。そういう説明が、もう少し欲しかったです。

  • 宇宙の始まりはビッグバン
    それは小学生の時に知ったこと
    じゃあその前には何があったのか
    ビッグバンはどうやって起きたのか
    気にはなりつつ結局うやむやにしていたこの問いを許せない一人の老人と独りの天才、そしてその二人を繋いだただの小市民
    天才の理論は半分以上理解できなかったし、どこまでが現実でどこからが作者の創作なのかもよくわからん、だけど面白かった
    唯一理解できたのは光の膨張が時と空間を作り出しているということ、そしてそれらの上書きがすなわち元宇宙の消失であるということ
    宇宙の始まりがそれ以前の宇宙の上書きだなんて恐ろしく面白い!それ以前のことは観測できないしいつこの宇宙の終わりがきてもおかしくないってこと、やばいたのしい

    ただ、理解とテンポのための手助けであるゼミとディベートの設定はキャラの底の浅さという落とし穴を産み出してしまった
    別に作れない派の四人は必要だったのか、必要だとしてもあのメンバーあの人数でよかったのか
    また、おかあさんのラストでの扱いにずっこけた、そこに落とすならなぜあのシーンでフラグをたてなかったのかと、むしろ完全な崩壊フラグだったじゃん

    あまりSFはよまないが解説を読んで続編購入が決定した

  • 〝無〝ってなんじゃ、なんで〝無〝やのに物が生まれんねんと思ってる私には興味深い本。でも物理・数学の苦手な私にはちょっと難しかった。もちろん雰囲気は楽しめた。もう一回読み直したいと思う。

  • 表紙がラノベっぽいけど、多分、ぎりぎり小説?ややラノベ寄り、くらいの位置にあると思う。
    「宇宙は作れるか」というテーマに、落ちこぼれ大学生と飛び級天才少女のコンビが挑む。
    物理の専門用語のオンパレードを眺めながら、なんとなくインテリになった気分で楽しむSF。
    読んでいるとプログラミングをやりたくなるのは、間違いなく専門柄。
    ラストもいい味を出した結末となっている。

  • 物理の事は分からないが

    まぁ面白かった

    今の宇宙も人間が作ったかも…

    それをリセットするべく新宇宙を作ると

    新宇宙の知的生命体はまた新宇宙を作る

    やっぱりよくわからないや

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