悲桜餅: 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-3 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
- 角川春樹事務所 (2007年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758433174
感想・レビュー・書評
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なんか、身内は偶然で助かり、部外者は次々と殺されて行く。
読み終わってもやもやが残る感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作では裏家業を継ぐか継がないかで中途半端でしたが、今作では一応吹っ切った様子です。
悪人をやっつけた後の始末はどうつけたのかあまり出てきませんでしたが、裏家業なのでそれでいいのか。
料理はおいしそうではあるのだけど、やはり裏家業のほうがメインなのか、もう少しおいしそうを長続きさせてくれたらなお満足なのにと思いました。 -
短編連作で読みやすい。
意図せず、裏稼業に力を入れざるをえない出来事か次々起こるが、一巻よりも料理の描写も増えて面白くなってきた。
暴力的なシーンや刀を使うシーンの描写はほとんどなく、血生臭い感じはないので女性でも読みやすいと思う。
面白い。 -
20120602 設定は大きいのに解決があっさりし過ぎている。話しの流れだけ楽しむ本かもしれない。
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L 料理人季蔵捕物控2
やっぱりなんだかのめり込めない。季蔵の許嫁を生かしておく意味があるのか?存在価値があるのか? 許嫁がらみの話というか、引っ張りすぎで中身がない。さっさとスッパリ切っちゃって細々とした事件を追ってる方がいいんじゃないかとすら思ってしまう。 -
料理も話も特にどうということはないかな。
でも、揚げ出し大根は美味しそうなので作ってみた。
好みの味だったので
これはよりおいしくしてみたいな、と思った。
何回か作ったけどまだ納得いかないので
納得いくまで作ります。 -
「隠れ者」のお誘いにのれない季蔵。
料理人としても半端な印象がぬぐえないんだよなー。とっつあんの名に恥じないようにはいんだけど。とっつあんのすごさが、いまいち伝わらず。季蔵が空回りしているような気がしてならない。
美食家(?)の烏谷さんも、お奉行さん、そんなに腰軽くていいんですか?と、つっこみたくなる軽さ。いや、何も平蔵さんと比較してるわけじゃないんだけどさ。美食家と大食家って、ビミョーに違くないか?と思わなくもなく。
まだまだ、こなれていないのかも。と、思う第二巻。 -
さらさらと読めて、料理の話なのがやっぱり良いなと思う。
ある意味、料理の話じゃなかったら物足りなすぎるかもしれない。
季節ごとに過ぎていく江戸の時間が心地よいです。