半夏生: 東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫 こ 3-25)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758433921

感想・レビュー・書評

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  • 日本はこんなにバイオテロに弱いんだよというお話。心配事の尽きなかった安積、お疲れ様でした。

  • 背ラベル:913.6-コ-11

  • 07月-16。3.0点。
    臨海署安積班シリーズ。お台場で倒れたアラブ人が死亡。バイオテロの疑いがあり、騒然となる。。。

    読みやすいのだが、広げた風呂敷の割に「なーんだ」という感じ。次作に期待。

  • こんな気持ちの良い仲間たちと仕事ができたら、最高ですね。

  • 最後まで読めた

  • 構成がよくできていて、うまいなぁーと思う。コロナ禍の今を予言するような出来事もあり、タイトルも読み始めた今の季節感と合いお洒落だなぁ。須田が例によって活躍するところもいい。この安積班シリーズは全部読みたくなった。

  • 半夏生。夏至から数えて11日目、もっとも雨が多い季節。じっとりとして鬱陶しい環境のなか、バイオテロ事件と疑われる事件が発生。
    複雑な事件ではない、安積は改めて部下との関わり合いを考えつつ、スカッと事件は解決に向かう。

  • これまでのこのシリーズは短編が多いが、本作は長編。
    お台場でアラブ系と思われる外国人が突然死。バイオテロが疑われ、公安部が動き出し、地域一帯が封鎖され、強行班の安積たちも駆り出される。
    事態は悪化の一途をたどるかと思いきや・・・
    このシリーズは事件よりも、安積班の各メンバーのキャラが主題ともいえ、今回もそれぞれの班員たちの性格行動が詳述され、さらに安積班長の帰宅後の”儀式”も書かれており、楽しませてくれる。

  • まさかの今のコロナ禍と被る内容にびっくり。
    15年前に描かれたバイオテロに関する描写が、今この状況でこんなに的を得ているとは。
    今野先生の先見の明に驚くばかり。

  • 2004年のバイオテロ事案が、2021年コロナ禍に重なる。。。そして安積班シリーズが、青島の湾岸署「レインボーブリッジ封鎖できませ~ん」と被る(笑)
    岸辺さんのショック療法が現実になってる今。変わってない縦割り行政や、マスコミ合戦、医療崩壊。。。16年前と酷似の状況って(^^;
    でも、須田x黒木。村雨x桜井。安積vs村雨(実際はvsじゃなくお互いに緊張し合ってる!?ww)。安積x速水。。。どこをとってもいいチームだなぁと思うのである。
    マルタイBの原田さんにも、これからの人生がんばってほしいな(^^)とおもうのである。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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