- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758435550
感想・レビュー・書評
-
髙田郁さんのデビュー作とのこと
うーん、なんとなく物足りない
パンチが足りないというか
すごく平坦な物語と感じてしまった
それはお縁の感情の起伏みたいなんがあんまり感じられなかったかもしれない
いやたぶん髙田郁さんはずっと高評価すぎたからに違いない
あとがきで書きたかったと仰っていた続編に期待
すぐ読む詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
-
猫丸さん おはようございます。
本当に高田郁さん 優しさの後ろに芯の強さがありますよね。。
それがあるから深さがあっていいですね。
コ...猫丸さん おはようございます。
本当に高田郁さん 優しさの後ろに芯の強さがありますよね。。
それがあるから深さがあっていいですね。
コメントありがとうございます。。2022/07/09 -
いるかさん
猫はそろそろ「あきない世傳 金と銀」シリーズを読もうと思っています、、、いるかさん
猫はそろそろ「あきない世傳 金と銀」シリーズを読もうと思っています、、、2022/07/10 -
猫丸さん おはようございます。
「あきない世傳 金と銀」シリーズも面白そうですね。。
私も機会をみて、読みたいと思います。。
あり...猫丸さん おはようございます。
「あきない世傳 金と銀」シリーズも面白そうですね。。
私も機会をみて、読みたいと思います。。
ありがとうございます。2022/07/11
-
-
最初の本だったと、知らないでいた。みをつくしにあきないと他も全て読んでいるけど、高田郁さんの言葉に思いに全て出ているので、原点なんだよな〜としみじみ思う。三昧聖にスポットを当てて、いい事ばかりじゃなくさげずむ場面もしっかり書いているので、正真がとく誰もが死ぬのが納得する。江戸時代の武士の仇討ちが6年も子供なのに一緒にいないとダメとか武士ってなんなんだ、馬鹿げている体裁って引くに引けないって意味がわからん。正念の嫡子問題で自分が世継ぎすると母親と妹に害が及ぶとかくだらない、そんな時代に生まれないで良かったと
-
髙田郁さんのデビュー作。
妻敵討ちのため出奔した父とともに各地を放浪する艶。
空腹のため口にした雑草で父は命を落とし、艶は青泉寺の住職に助けられる。
艶を縁と改め、青泉寺の湯灌を手伝う。
のち、正縁という名を住職からもらい、三昧聖として生きていくことを誓う。
やっぱり髙田郁さんの本は好きだわぁ~♪ -
墓寺に拾われ死者を清める湯灌を手伝うこととなった少女・縁の成長を描く。 湯灌は、現世の苦しみを洗い流し、安らかに浄土へと送り出す大切な儀式。 縁の細やかな気遣いに心洗われる。 決めた道を信じ真摯に生きる主人公の姿には、みをつくし料理帖と通ずるものを感じました。
-
物語の初めの方で久居藩とあり、お香の告白シーンで、伊勢国の津藩との記載がある。
本筋には関係無さそうだが、私の生まれ育ちは三重県なので、なんだか嬉しい。
あきない世傳でも、郷里の地名が出てきて、今回もまた出てきて、かなりマイナーな地域なのに文字になっていて、不思議な気持ちになった。
あきない世傳や、みをつくし料理帖を先に読んでいたので、デビュー作だというこの作品は、少し読みづらい。流れるような文章ではなく、つっかえてしまうような。
話自体は、やはり人情系でよかった。
続編の蓮花の契りも、読みたい。
-
父との放浪生活の末、行き倒れていたところを寺の僧侶に助けられた少女・お艶。
寺に引き取られ、新たにお縁という名を与えられた彼女は、現世で苦しみを抱えたまま亡くなった父親が湯灌により穏やかな表情になっていくのを目の当りにし、自分も湯灌場で働くことを志願するようになる。
人の死と隣り合わせであるがゆえの悲しくつらい出来事はもちろんあるが、お縁の手によって清められた故人とそれによって救われた遺族の気持ちに想いを馳せると、自身の経験と重なり涙が出る。-
「みをつくし料理帖」を読む前に一冊で完結する、こちらにしようか迷っている(「みをつくし料理帖」は、多分一気読みしたくなるので、次の連休までオ...「みをつくし料理帖」を読む前に一冊で完結する、こちらにしようか迷っている(「みをつくし料理帖」は、多分一気読みしたくなるので、次の連休までオアズケ)。2012/11/27
-
nyancomaruさん、コメントどうもありがとうございます。
こちらもいいお話ですよ。
みをつくしの澪ちゃんもいいですが、個人的には出...nyancomaruさん、コメントどうもありがとうございます。
こちらもいいお話ですよ。
みをつくしの澪ちゃんもいいですが、個人的には出世花のお縁ちゃんの方が好きですね。
もしかすると続編が出ちゃうかも知れませんよ(笑)2013/01/05
-
-
武士の父親が、不義密通の罪を犯した妻を子供と共に追いかけるのですが、途中で倒れてしまい、亡くなります。
残された艶は、父の湯灌などでお世話になったお寺で縁と改名し、父の湯灌に感銘を受け、三昧聖と呼ばれる湯灌人へ。
その中で、世間とはなんと狭いのだろうと思うことがあったり、縁が可愛そうになってしまうこともあったり。
しかし、縁がとっても素直で働き者なので、応援したくなります。
頑張れ‼️縁‼️ -
浄不浄を不問とするお縁の得難い手は、世の中を正しく、しかし、ある種艶かしく観るその心から生まれたもののような気がする。
————蓮花の契り
死や屍、そういったもののにおいの強いところから、だんだんと、柔らかい、淡い優しい何かが生まれてくるような話だった。桜花堂に行くことは、やはり縁のあること。桜の花が、浄土への春を連れてきた。 -
この作家さんの作品に出てくる、主人公たちは、本当に純粋でまっすぐでなんて心根が優しいんだろうと思わされます。人として、誠実で堅実で....こんな人に慣れたらと思います。
死者の弔いを行い、浄土へ旅立つための準備を整える湯灌師の道を選んだお縁が苦難に立ち向かいながら、人として成長していく姿は、決して楽ではなくむしろ苦労ばかりの仕事ですが、読んでいて胸が温かくなり励まされます。正念との関係も気になります。お縁がどのように成長し続けるのか、早く続きが読みたいです。