天狗と花魁―千両役者捕物帖 (ハルキ文庫 は 10-3 時代小説文庫)

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  • 角川春樹事務所
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758436748

感想・レビュー・書評

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  • 例によって日付は適当。
    単純にこのシリーズ、手持ちの5冊は12月中に読み終わったという事だね。

    今回の騒動は町に天狗が出る。
    川に上がった女の死体はダレ?
    がメイン。

    結果、吉原の花魁たちの瘡を直すためにキリシタンの医者が善行を行っていましたよというのがオチ。
    勘太郎は過去に何があったのか?
    含めているだけで、わからないけど、きっといいお身分だったに違いない。
    なんだかんだで同心役がだんだん板についてきた千代丸なのでした。

  • 千両役者捕物帖シリーズ、3作目。

    旅芸人一座らしい捕物帖。同心役だったり、隠密役だったり、それぞれが板についてきた感じ。特に終盤の千代丸はそれまでの腰引けっぷりが何だったんだと思うくらい。
    事件の真相は何となく予想はついたけど、千代丸たちの采配は予想外。どっちを敵にするか味方にするか、、、お千代たち黒鍬組が意外と腹黒すぎて、わからなくなってきた。今後の展開に期待。

  • 第三弾
    南蛮医者と性病治療に隠された事件
    これまた女形が活躍、最後のどんでん返し?

  • 2月7日~9日

    類まれな役者の才を持つ女形でありながら、素性を隠して同心稼業に精を出す千代丸。美貌に加えて、旅芸人一座と影目付の黒鍬組の助力で、江戸の町民の人気を得た役者同心は、江戸の町に夜な夜な現れるという「幽霊大名」と「天狗」の噂を調べることになる。一方、菊坂町近くの下水道では、女の死体が続けて発見される。千代丸は女の素性が花魁であることを突き止めるが、一座の親方から吉原を強請ることを命じられたため、吉原の名主・四郎兵衛親方から命を狙われる羽目に・・・・・・。果たして花魁連続殺人事件の謎は解けるのか?千代丸が妖怪事件に巻き込まれる、人気シリーズ第三弾!

  • 天狗は、外国人だろうなと思いながら読んだら、ビンゴ。
    千代丸が、ちょっと同心らしくなってきた。
    千代丸、いいやつだな。

  • 千代丸達が悪漢どころか黒鍬組(正義)までをあざむく粋さに読んでいて気分がスカッとする 一筋縄じゃいかないところが良い

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著者プロフィール

一九六八年、栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。テレビ局嘱託職員を経た後、CM製作会社勤務。イラストレーターとして広告に挿絵などを描いていたが、一九九五年、フリーライターに転じ、実録物など、数多くの媒体で活躍。二〇〇八年「天下御免の信十郎」シリーズで、時代小説作家として文壇デビュー。人気を博す。

「2021年 『騎虎の将 太田道灌下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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