風色デイズ (ハルキ文庫 あ 23-1)

  • 角川春樹事務所
3.07
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437042

感想・レビュー・書評

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  • 7人の作家による7つのスポーツアンソロジー。
    短い中にギュッと「青春」が詰まってて通勤通学読書にぴったりかも。
    『アプセットメイカー』こういう勝ち方もあるのだな。『ハンド、する?』マイナースポーツのハンドボールが主役でうれしいwアンソロならでは。

  • スポーツする読後感が溢れる物語。
    あさのあつこは、流石の展開に思わず目を見張る。

  • 青春モノの競作集。
    既知の作家は、あさのあつこと堂場瞬一
    のみ。
    好きな作家を新規開拓しよう、と購入。

    うん、好きだな、こういうの。

    自分の“青春”はしばらく前に過ぎ去って……青春モノにはなんだか嘘くささを感じてしまいそうだな、と思いながら読み始めたけれど、なかなかどうして!

    十分に楽しめた。

    「ハンド、する?」
    ……適度な生臭さが、“今”の十代のリアルを感じた(笑)

    「おれたちがボールを追いかける理由」
    ……サッカー部に入れば良かった、とか思ってみた(笑)。
    ※中学時代はテニス部

    「体育館フォーメーション」
    ……これは、“ミステリ”でもあるね!



    とりあえず、“はらだみずき”は、今後チェックしてみようっと。

    ★3つ、7ポイント半。
    2013.10.20.了。

  • 【収録作品】「おれたちがボールを追いかける理由」 はらだみずき(高校サッカー部)/「眠れる森の美女」 梅田みか(クラシックバレエ)/「ハンド、する?」 川島誠(高校ハンドボール部)/「体育館フォーメーション」 大崎梢(高校バスケットボール部)/「アプセットメイカー」 三羽省吾(高校野球部)/「チームF」 あさのあつこ(高校陸上部?)/「クラッシャー」 堂場瞬一(大学ラグビー部)

  • 作家7人よるスポーツ青春アンソロジー。
    好きな作家さんと、読みたいと思っていた作家さんばかりだったので迷わずレジへ。

    順に、
    はらだみずきさん。初読み。
    期待通り。「サッカーボーイズ」に益々期待が高まりました。

    梅田みかさん。初読み。
    長編が読みたいと感じさせられました。「海と真珠」読んでみよう。

    川島誠さん。
    馴染みのないスポーツでしたがやっぱり面白い。前回読んだ「800」もそうでしたが、私的に一番` ニヤける` 青春です。

    大崎梢さん。初読み。
    運動部ではなく取り仕切る生徒会からの視点。意表をつかれて面白かったです。こちらも期待が高まりました。

    三羽省吾さん。
    こんな野球部での3年間も有り!って思える。流石です。

    あさのあつこさん。初読み。
    もちろん知っていましたが、なんとな~く手に取らずに今まできてました。が、今まで読まなかった事後悔です。たくさん作品あるし、何から読もうかな~。と楽しみになりました。

    堂場俊一さん。
    流石です。妙な緊張感と臨場感。短編なのにドキドキさせられます。

    とまあそれぞれがそれぞれに面白い。一冊でこの満足感。お得です。
    作家さんの組み合わせ、順番、題材。どれも絶妙でした。
    なんか贅沢な一冊でした。

  • 2013 3/8

  • 若きアスリートたちを題材にしたアンソロジー。
    好きな作家が何人かいたので読んでみたけど、うーーーん。でした。
    これいい!!っていうのがなかった……クセのある『ふくわらい』を読んだ直後だったからか…(> <)

  • ハンドボールを題材にしてるということだけで購入。
    短編集だけあって、一つ一つは物足りない

  • それぞれの作者が違うスポーツを描く。好きな話が集まってる。川島誠がやっぱりいい!
    2012.12.23

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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