夢見るレシピ ゲストハウスわすれな荘 (ハルキ文庫 あ 25-1)
- 角川春樹事務所 (2014年12月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758438629
感想・レビュー・書評
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たまにテレビ番組でこういったゲストハウスの話を見ることがありますが、あまり詳しくなかったので、中での生活というか、利用するか方々の日常を垣間見ることができました。留学生って、私も主人公の千花と同じように大半は裕福な家の子と思っていましたが、本当に大変な思いをして留学生活を送っているということがわかりました。いろんな人、果ては国の期待まで背負って異国に来るのはなんとプレッシャーになることか。ゲストハウスや下町の、優しい、あったかい気持ちになるお話でした。
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わすれな荘の分け隔てない感じが可愛い。
田舎の親ってああいう感じなのかなぁ??
主人公の境遇はなんか切ない。 -
東京 山谷のゲストハウスか舞台のハートフルストーリー。
近所ながらまだ行ったことがないエリアですが、魅力ある町なのかな?
作品自体は気軽に楽しく読める内容でした。 -
登場人物が外人さんがちらほら出てきてちょっとイメージしづらかったので時々表紙の絵を見てああこの人かと確認。ヤンさんが見切れている(笑)全体的に可愛らしくて憧れのゲストハウス住まい。いいなあ、料理できないけど1週間ぐらい滞在したいなあと思った。各国の料理が出てきておいしそうだった。
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大阪で言う西成の釜ヶ崎のような街かしら?山谷。釜ヶ崎より治安良さそうだけど。わりとなんでもものごとはとんとん拍子に進む。美味しいご飯と素敵な仲間。
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こころに傷をかかえた主人公がたどり着いたシェアハウス。そこには留学生やら訳ありの方たちがいて。
毒親はどこにでもいるもんだ、と。
ラストは明るいです。 -
【収録作品】Step 1 ブイヤベースの包容力 -レシピ ブイヤベース/Step 2 ジャガイモは飢饉の他になにを救うか? -レシピ パインミー/Step 3 紅白クラムチャウダー対決 -レシピ マンハッタン・クラムチャウダー/Step 4 激辛料理は涙を隠して活を入れる -レシピ エマダツィ/Step 5 夢見るソウルフード -レシピ きりたんぽ鍋
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主人公の成長物ですが、暖かい気持ちで読み終えられる一冊。多国籍の人それぞれが皆優しい。
皆で料理を囲む、その暖かな空間が素敵だなと思います。 -
当てが外れて止まる場所がない主人公に声をかけたのは
人が好さそうな青年だった。
そこから恋が生まれるわけではなくw
たどり着いた先がシェアハウスというか
ゲストハウスというべきか。
社交的な人や人の気配が欲しい人にはもってこいですが
人見知りな人にはきついかも?
一ヶ月計算したら、結構安いですけど。
色々な人種と性格の人達に囲まれて
ちょっと考えが変わっていく主人公ですが
その両親は放置しておいてもいいと思います。
自分の都合しか、考えてなさそうですし。