江戸あわび (ハルキ文庫 わ 1-37 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440370

感想・レビュー・書評

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  • 江戸の秋。日本橋は木原店にある一膳飯屋塩梅屋では、料理人で店主の季蔵がアワビ料理に余念がない。骨董飯やアワビの刺身‥‥などお客にも大評判だ。そんなある日、岡っ引きの松次と定町廻り同心の田端が店にやって来た。新しく塩梅屋の常連になった小田原町で小さな海産物屋を営む主・富助が行方不明だという…。アワビを使った美味しい料理の数々と、季蔵の名推理が冴えわたる、大ベストラーシリーズ、第31弾。

    令和2年10月21日~23日

  • 三吉の成長著しいのがなんだか嬉しい。
    アワビは大好きなのだけど、今回は料理の印象がちょっと薄いかな。
    瑠璃に思いを寄せる人が、また登場したわけだけど、肝心の季蔵との仲に進展がないのでもどかしい。
    そろそろ、なんとかしてほしいところ。
    というか、全体にお話が停滞してるんだよねえ。
    ここらで、怒涛の展開のあることを希望。

著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学大学院修了。「料理人季蔵捕物控」「口中医桂助事件帖」「鶴亀屋繁盛記」「余々姫夢見帖」「お医者同心中原龍之介」「鬼の大江戸ふしぎ帖」「はぐれ名医」シリーズなどの時代小説を精力的に執筆するとともに、現代ミステリー「青子の宝石事件簿」シリーズ、『わらしべ悪党』も刊行。

「2023年 『花人始末 椿の花嫁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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