機械式時計王子の再来 からくり屋敷の謎 (ハルキ文庫 ひ 9-2)
- 角川春樹事務所 (2019年9月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758442909
感想・レビュー・書評
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【収録作品】 プロローグ/時計兄弟と生き時計の怪/時計師ふたりの日常-幕間-1/生命の樹の時計/ 時計師ふたりの日常-幕間-2/ アストロラーベが指す方へ/時計師ふたりの日常-幕間-3/ダイバーズウォッチと宝探しの海/時計師ふたりの日常-幕間-4/からくり時計屋敷の竜/時計師ふたりの日常-幕間-5/エピローグ
まだ謎が残っているのだが、このあとは出ていないようだ。ちょっと残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
機械式時計の続編です
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前作であれだけ嫌がっていた時計に対して、仕事の後に時計の専門学校へ通うほど興味を持った藤子の変わり様に驚きました。そこまで影響を与えたスイスから来た時計師のジャンとアキオは、相変わらず見事な時計を持っていてますね。
日常の謎を時計を通して解決するこのシリーズ、時計の知識が増えて楽しいです。
そして、アキオの生い立ちが中々ヘビーな物だったのが切なかったです。凄く努力したんだろうな、と…
アキオも藤子に対して恋愛的に参戦したのはちょっと意外でした。
続編待っています! -
スイスからやってきた時計師のジャンとアキオが、トーコの時計店を訪れる客たちの悩みを時計のちょっと変わったギミックを使って解決していくスタイルは変わらないが、続編となる本作では時計素人のトーコの成長が見られる。ただし、前作で重要な役割を果たした"時の藤"に関する謎やジャンとアキオの独立時計師への道など、まだまだ気になる要素が残されているので更なる続編に期待。
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共通の話題は「時計」だけ。という不思議な関係の3人。しかも、藤子が時計に興味を持ったのは最近だし。聞きたいことは聞くけど、蘊蓄が長くなると聞かない。文句も遠慮なく言い合う。そんな藤子とジャン、アキオの関係が楽しかった。この3人が色々な時計と出会うのをもっと見たくなる。
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谷中レトロから好きになり機械式時計のシリーズで、主人公も谷中とはまた違う過去を背負いながらスイスから来た2人の時計職人との出会いで人生が変わります。シリーズが終わりかと寂しく思ったら続編がありそうなので楽しみです。