菓子屋横丁月光荘 文鳥の宿 (ハルキ文庫 ほ 5-3)

  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758443463

感想・レビュー・書評

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  • 「雛の家」
    改修工事を前に見つかった物は。
    声が聞こえなかったら、誰も気付くこと無く工事が始まってしまい場合によっては一部破損どころか全てが木っ端微塵だったかもしれないな。
    彼女の母親も、また全ての人形が揃い日の出を浴びるだなんて夢にも思っていなかっただろうな。

    「オカイコサマ」
    度々間違えられた理由はここに。
    同じ声を聴く者が居ないだなんて言い切る事は出来ないとは思っていたが、まさか彼の友人の祖母が同じ声を聴く者だった事には驚いたな。
    何故、二軒もの家が彼の名前を呼び間違えたのか疑問に思っていたが予想外の展開ではあったな。

    「文鳥の宿」
    街に住んでいるからこと知る事。
    外から来たからこそ今までと比べて違いを見つける事は簡単かも知れないが、ずっと住み続けたからこそ知る知識に勝る事は絶対にないだろうな。
    結果は分からないが、この経験から皆何かしら得たものがあるだろうから失敗ではないだろうな。

  • 【収録作品】第一話 雛の家/第二話 オカイコサマ/第三話 文鳥の宿

  • 雛祭りの話がよかった。イベントってやりかたがいくつもある中から選び出すのが楽しいんだろうな。

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著者プロフィール

1964年東京都生まれ。作家・詩人。95年「影をめくるとき」が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』が、第12回鮎川哲也賞最終候補作となる。16年から刊行された「活版印刷三日月堂」シリーズが話題を呼び、第5回静岡書店大賞(映像化したい文庫部門)を受賞するなど人気となる。主な作品に「菓子屋横丁月光荘」シリーズ、『三ノ池植物園標本室(上・下)』など。

「2021年 『東京のぼる坂くだる坂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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