菓子屋横丁月光荘 丸窓 (ハルキ文庫)

  • 角川春樹事務所
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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758444132

感想・レビュー・書評

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  • 守人が仕事を決める話。影絵がみてみたーい。朗読って、確かに温度があってよさそうです。

  • 6/15▶️6/17

  • 月光荘シリーズ第四作目。

    ファンタジー要素が加速しすぎて、ちょっと「あれ?」ってかんじになってきちゃいました。
    あと色々守人に都合良すぎるかんじが。

    とはいえ、朗読会のお話がとても良かったです。
    影絵や蝋燭の明かりを想像するとワクワク。とっても素敵そう。
    実際にこういう朗読会あるなら行ってみたい!

  • 今の繋がり、過去の因、未来への絆……縁とは本当に不思議なものだと感じます。

  • 2023/04/10 読了。

    図書館から。

    三日月堂で出てきた朗読会のメンバーが出てきて、
    ワクワクしました。

  • 失ったと思っていた先祖との繋がり、家たちとの交流、田辺君のお祖母様、川越で見つけた生きていく場所、色々なものが繋がり拓けていく。よかったな、守人。月光荘をどのように活かしていくのかこれからも楽しみ。みんな良い人たちだけど、特に田辺君すごく良い奴。

  • 勝手に最終巻と思っていたが?
    実際には、職業として成立しない感はあるけれど、そこは著者のワールドかと。

  • シリーズ4作目は主人公守人君がいろいろ決めて行き、話が結構展開。これで終わりかなって雰囲気。川越がほんと、魅力的に書かれているのに感心する

  • 月光荘管理人の遠野守人のお話。
    この巻では、前巻でつながった川島町の人たちとさらにつながりを深めつつ、守人の道が開けていく。
    守人自身も、ご先祖様の一件で自分のルーツを意識したためか、自分の過去、失った両親との思い出を受け入れていけるようになる。
    そんな感じで、物語が動き始める予感が漂う。

    月光荘をイベントスペースにする構想もすすむ。
    朗読会が催される。
    朗読会の様子もだいぶ描写されているのだけれど、…何かどうしても既視感が。
    今まで読んだいくつかの小説と混乱してきそう。

    それにしても、月光荘って男性だったんだ。
    一人称が「ボク」なのは、守人だけでなく、私もびっくりした。

  • 月光荘のこれからの在り方と守人の関わり方が具体的に見えてきたのはよかった。
    観光だけではなくて歴史とか農業体験とか朗読会も素敵に描かれてぐっとのめり込めた。
    でも、月光荘のと会話するところが多くなりすぎて、ちょっとどうかな?という読後。
    続き気になるけど、もうちょっと会話を控えめにして欲しいかな。

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著者プロフィール

1964年東京都生まれ。作家・詩人。95年「影をめくるとき」が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』が、第12回鮎川哲也賞最終候補作となる。16年から刊行された「活版印刷三日月堂」シリーズが話題を呼び、第5回静岡書店大賞(映像化したい文庫部門)を受賞するなど人気となる。主な作品に「菓子屋横丁月光荘」シリーズ、『三ノ池植物園標本室(上・下)』など。

「2021年 『東京のぼる坂くだる坂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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