贈るうた

著者 : 吉野弘

• 花神社 (1992年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[infobookさんの感想 · 2010年12月4日]

祝婚歌より
「二人が睦まじくいるためには・・・・

＜愚かでいるほうがいい/立派すぎないほうがいい＞
＜完璧をめざさないほうがいい/完璧なんて不自然なことだと/
うそぶいているほうがいい＞
＜互いに非難することがあっても/非難する資格が自分にあったか
どうか/あとで/疑わしくなるほうがいい＞

[masatokoさんの感想 · 2010年10月29日]

「祝婚歌」
自分が結婚したときに人に教えていただいた詩です。
ぜひ見てみてください。

[uraxさんの感想 · 2009年4月19日]

贈られてうれしい詩…。祝婚歌をはじめとして、人生のふしぶしを優しいこころで美しくとらえた吉野弘の28篇。

詩って心を豊かにしてくれるよね。

[rntnk0228さんの感想 · 2007年10月10日]

教科書で出会った詩人さんでした。
吉野さんの詩はやさしく、そして何故かせつない気持ちになります。
その中で、特に人生の節目を迎えた人に贈りたい詩を集めた作品集。
「祝婚歌」は何度読んでも胸が熱くなります。

[yoyottoさんの感想 · 2006年7月12日]

弟が結婚した時に贈ってくれた本。しみじみと心にくる詩集です。

[katzeさんの感想 · 2006年3月4日]

祝婚歌を日々の戒め（？）にしている。人生の節目節目の教科書。

[rayさんの感想 · 2005年10月22日]

忘れたくない気持ちがぎゅっと。

著者プロフィール

1926-2014　詩人。山形県酒田市生まれ。代表作は「夕焼け」「祝婚歌」など多数。校歌・社歌も多く作詞。詩集に『贈るうた』『夢焼け』『吉野弘全詩集』など。読売文学賞詩歌俳句賞、詩歌文学館賞受賞。

「2015年 『吉野弘エッセイ集　詩の一歩手前で』 で使われていた紹介文から引用しています。」