儲けを生みだす表現力の魔法―感動は設計できる

著者 :
  • かんき出版
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本棚登録 : 143
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761261528

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りる。
    2008年4月30日〜読み始め

  • 【読む目的】

    物語性を持った感動のある表現力を身につけるため。

    【読んだ感想】

    ホームページ作成の仕事をしている関係上、更に表現力を身につけようと思って、この本を選びました。まずは自分自身が感動することの大切さが分かりました。

  • ビジネスにおいて「表現力」がどれほどの効果を発揮するのか、この1冊でぜひ体感してください!

  • 2006/3/24*154*84

  • セールスで一番大切なことは「感動」が伝わること。
    そして感動は設計できる! 演劇とマーケティングを融合させ、実践で検証しながら、4年間をかけてできあがったアプローチ「ドラマティックマーケティング」を紹介。

    最近よく聴く、「顧客満足度」。
    満足度とは、人の感情レベルでいうとどのあたりなのでしょうか?
    満足とは、期待通りの実感を提供した時に起きるお客様の「感情」です。
    この顧客満足度を図式化し、満足度を提供するのではなく、そのもっと先の「感動」を伝える事が大切と説明しています。

    「満足しました」<「感動しました」<「感激しました」<「感謝」・「熱狂」
    人は、感情で動く生き物です。
    形だけの顧客満足ではなく、お客様に与える感動をどのようにして作り出せるか? 
    事例を交えて解説しています。

    特に印象に残ったのはディズニーランドの例。
    2人連れの若い夫婦が、お子様ランチを注文しました。
    ところが、ディズニーランドではお子様メニューは8歳以下限定の為、お断りするしかありません。
    事情を聞いてみると、誕生日を迎える事のできなかった娘の為に、お子様ランチを注文したとの事。
    結末としては、お子様ランチの注文はうけるのですが、その前に、4人がけの家族席に案内して、お子様用の椅子を提供しています。
    「どうぞ、ご家族でごゆっくりお楽しみください」
    新聞にも取り上げられたらしいこの話、まさに心を動かされる逸話です。

    でも、仕事を真剣にやっていたら、お客様に対する気持ちは段々と育っていきます。
    しかし、その気持ちを表現する方法をしらなければ、お客様には伝わらない。
    「伝わらなければ、どんなに大きな気持ちも、それは相手にとって存在しない。」
    という事です。
    小手先でテクニックを使うというわけではありません。
    自分の気持ちをより正確に、相手に伝える為に伝える手法のあれこれが、この本にはあります。
    また、お客様へのマインドを見つめなおすいい機会になりました。

    ただ、1点不満があります。
    「お客様」ではなく、「お客さん」と表現しています。
    コールセンターでの経験が長いので、どうもお客さんという表現に違和感を感じる為、★を一個減らしました。

  • 元演劇者が教える、
    表現力をビジネスに応用する本。
    最も印象深いのは、
    戦術、戦略などのビジネスでは基本の言葉は「戦争用語」だから、
    企業競争を更に推し進めている原因となっている、と述べている。
    だったらどうするか?
    オンリーワンの価値を発信し、
    感動を与える仕事の秘訣がここにある。

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著者プロフィール

感動プロデューサー、講演家、作家。1956年生まれ。立教大学卒業。
一部上場企業のビジネスマンの傍ら、演劇の舞台俳優として10年間活動。その経験から独自の感動創造手法を開発。独立後は、日本で唯一の感動プロデューサー(R)として全国の企業へ講演・指導を行い、心が持つ可能性を伝え歩いている。
父親が天風会講師や賛助会代表をしていた関係から、幼少のころから天風哲学の影響を受け、成功哲学や心の可能性に関心を抱くようになる。
講演・指導先には、日本マイクロソフト株式会社、レクサス、パナソニック株式会社、武田薬品工業株式会社、ソニー生命保険株式会社、キリンビール株式会社、株式会社伊勢丹、株式会社成城石井など一流企業を中心に1000社を数え、受講体験者は20万人を超える。
著書は、『感動力の教科書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『ドラマ思考のススメ』(あさ出版)、『GIFTの法則』(日本経済新聞出版社)他、国内出版15冊、海外翻訳出版12冊。

「2018年 『感動の創造 新訳 中村天風の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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