感動の億万長者30のル-ル

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  • サンマーク出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763198297

感想・レビュー・書評

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  • リハーサルとは創造的な実験をすること。
    実験とはいつもと違う選択を試すこと。
    いつもと違う選択で、今が豊かになるアイデアを考える。
    くれぐれも非日常的な大感動を基準とせず、心にしみる静かな日常感動が良いのである。
    明確に想像し、信じて実践したものは創造される。
    この成功の普遍的原則をいつも頭にイメージしながら可能性を実践したい。

  • 中村千春

  • 脱日常の豊かな時間を味わいました。

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    ▼ 100文字感想 ▼ 
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    ビジネスでどうも行きづまりを感じているなら、感動が
    足りないのかも。「演劇」と「マーケティング」と「心理
    学」を融合させた平野さんの「感動創造手法」をぜひ
    あなたに知って欲しい。さぁ、お客を泣かせてみよう。


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    ▼ 5つの共感ポイント ▼ 
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    ■欲を捨てることはできない。欲を捨てるということ
     自体が欲だから

    ■戦争用語の変わりに、演劇用語を使ってみよう
     「戦略」     → 「脚本」
     「戦術」     → 「演出」
     「ターゲット」  → 「ファン」
     「クロージング」→ 「ハッピーエンド」
     「囲い込み」  → 「ファンクラブをつくる」

    ■たった一人のために歌う歌手は、会場にいる大勢
     のたった一人に心を伝えることができることを知っ
     ている

    ■恩贈りとは、感動の循環のこと。恩が自分のところ
     で止まっている人には感動は循環しない

    ■ハイポニカ農法を考案した野沢重雄さんは、「土」
     が植物の潜在的な成長力を阻害しているという逆
     発想で水耕栽培にしたのだ。その結果、トマトの生
     命力が開花したのだ

  • 感動には、「感動する」と「感動される」がありますが、人間は、自分が表現した行為で誰かが感動したとき、最も大きな感動を味わうように創られているそうです。そのため、受動的に感動を待つのではなく、感動を生みだす当事者になると人生が劇的に変わるそうです。

    本書には、「感動」の億万長者、すなわち、「感動長者」になるための30のルールが演習付きで紹介されています。

    ルール2 毎日が自己新記録
    感動長者は成功したあとにリタイヤなどしない。自己新記録を止めることなどあり得ない。
    ルール25 声には出さないセリフを持っている
    「海だ」と叫ぶのではなく、「碧く輝く!(心の中で話す)」「海だ」と話す。
    ルール26 言葉を再発明する
    「頑張る」ではなく、イメージの中では「顔晴る」を採用する。
    ルール30 本業は「人生」と言う
    本業は「仕事」ではなく「人生」。「人生」を副業にしてはいけない。

    巻末の「旅人と仙人」の話もとても興味深いです。

  • 考え方を変えることで日々の感動を意識して、幸せな人生を送ることができる。日々、自分も意識していきた。感動コンサルタントと名乗っている。

    ●イメージ呼吸。疲れや迷いなど「マイナスの気」を吐き出し、パワーや幸運など「プラスの気」を吸い込むイメージ呼吸が大事。
    ●「欲を捨てることはできない。欲を捨てること自体が欲だから」「たった一度の人生、いい欲を燃やせ!」(中村天風)。悪い欲とは他人を不幸にする欲。
    ●いい欲を明確にするために夢を100個書いてみる。魅力あるものを厳選して10個リストアップする。行動は焦点化されて世界が動く。
    ●感じた感情を表現できるボキャブラリーが不足している。成功を手に入れたいなら、感動という感情を豊かに表現すること。
    ●「恩返し」は二人の間で終わってしまうが、「恩送り」は社会全体に感動が広がっていくイメージがわいてくる。
    ●夫婦で寝る前にお互い「今日感謝したこと」を3つ伝える習慣を続けている。ちょっとした行為が相手に感謝されていることに気づき新鮮な驚きがある。
    ●「私達は大きいことはできません。小さなことを大きな愛でするだけです」(マザー・テレサ)
    ●サムシンググレート:成功する過程で、何か説明のつかない力に助けられたり、偶然とは思えない幸運な出来事を経験している。説明がつかない偉大な力とつながっている感動体験は人生を変える。
    ●感動した人は、誰かに話すことで感動と言う経験を腑に落とす。誰かに話さないとシーンが完結しない。
    ●150%の気まぐれよりも、101%の一貫性を続けることで、感動が感激になり、やがて感謝に到達する。
    ●買いたくなるシステムとは相手を喜ばせるストーリーのこと。シーンの連続でどのような喜びを生み出しているのかをチェックする。
    ●Yesterday is history. Tomorrow is mystery. Today is a gift. (Anna Eleanor Roosevelt)
    ⇒ 昨日はすでに過ぎ去った歴史。明日はまだわからない神秘。今日こそが贈り物。
    ⇒ 大人は過去と未来に生きている。子供は今ここに生きている。
    ●もてないがいがある人は感動体験をする機会が圧倒的に多い。気持ちよくもらってくれる人がいて初めて気持ちよくプレゼントが贈れる。
    ●「プラス一秒」(笹田雪絵)
     ⇒ バタバタしているとき、プラス一秒の生活をする。優雅な気分になれる。
    ●相手の期待を超えるのは相手を驚かせる仕掛けではなく、提供側の愛。

  • 豊かと幸せのある人生を生きるための視点を、
    わかりやすくというよりもすっと心にしみる心の理論で伝え、
    今ここからできる実践的というより生きた生き方を伝えてくれる。

    人が心でできていることを、
    人生が心で創られることをこれほどまでに
    心の理論で、今を生きる方法を伝えてくる本に出逢ったことがない。

    今ここで生きていることを
    幸せにすることも、
    豊かにすることもできると教えてくれる本です。

  • 感動の方程式

    期待>>実感=怒り

    期待>実感=不満

    期待=実感=満足

    期待<実感=感動

    期待<<実感=感激

    期待<<<実感=感謝

    このように書かれてます。

    当然に思えるこの事実をいかに実践していくかですね。

    ホントお客さまに感謝されるサービスを。
    そして共に感動を作っていこう!って思える一冊でした。

    印象に残った言葉は
    ”想像”し”信念”を持ち”実践”する。
    それらを通して物事は創造される。

    かんばります!

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著者プロフィール

感動プロデューサー、講演家、作家。1956年生まれ。立教大学卒業。
一部上場企業のビジネスマンの傍ら、演劇の舞台俳優として10年間活動。その経験から独自の感動創造手法を開発。独立後は、日本で唯一の感動プロデューサー(R)として全国の企業へ講演・指導を行い、心が持つ可能性を伝え歩いている。
父親が天風会講師や賛助会代表をしていた関係から、幼少のころから天風哲学の影響を受け、成功哲学や心の可能性に関心を抱くようになる。
講演・指導先には、日本マイクロソフト株式会社、レクサス、パナソニック株式会社、武田薬品工業株式会社、ソニー生命保険株式会社、キリンビール株式会社、株式会社伊勢丹、株式会社成城石井など一流企業を中心に1000社を数え、受講体験者は20万人を超える。
著書は、『感動力の教科書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『ドラマ思考のススメ』(あさ出版)、『GIFTの法則』(日本経済新聞出版社)他、国内出版15冊、海外翻訳出版12冊。

「2018年 『感動の創造 新訳 中村天風の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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